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2014年度の講義
なんだか忙しい一年でした.いろいろな面で自分の衰えを感じた一年でも
ありました.
- 前期
- 線形代数学1 (火2)
はじめて自分で書いた教科書を使って講義した.
- 代数学1 (水2)
群論
- 数学研究1(水4)
ヴェイユ:初学者のための整数論
よくがんばって半期で最後のセクションの半ばまでいった.
文庫本は読みにくい.解答は今ひとつ.以前ほどいい本だと
いう確信を持てなかった.
- 代数学3(木2)
楕円曲線入門
- 卒業研究
Cox: Primes of the form x^2+ny^2.
- 修士セミナー
Ireland-Rosen: Classical introduction to mordern number theory.
前年度の続き.13章までと16章を読んだ.
W. Stein: Modular Forms, a Computational Approach.
- 情報数学I/数理・計算科学特論第一(東京工業大学情報科学科,数理・計算科学
専攻)集中講義 5/12, 19, 23, 26.
因数分解の数学的理論
- 後期
- 線形代数学2 (火2)
- 代数学2 (水2)
環論
教科書が使いにくかった.
- コンピュータ概論1(木2)
この年は授業がやりにくかった.復習をしてくれないと
新しい課題に取り組めない.期末テストは前年と同じくらいのでき.
- 卒業研究
Cox: Primes of the form x^2+ny^2.
非常によくがんばって第9節の初めまで読んだ.参加したみなさん
ご苦労様でした.
- 修士セミナー
W. Stein: Modular Forms, a Computational Approach.
この本にしか書いてない内容が書いてるのはいいのだが,
記号が未定義だったり,肝心なところでtypo?があったり,
読むのに苦労した.原論文を読んだ方がよかったかもしれない.
- 代数学I・代数学特論I(学習院大学, 金2)
群論.半年ほど群論を勉強したことがある学生ばかりだったので,
復習から始めて可解群までを講義.例年になく受講者が多かった.
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