ガーダマー邦語一次文献





著書・論文集

『哲学・芸術・言語──真理と方法のための小論集』、斎藤博・近藤重明・玉井治訳、未來社、1977年。

『講座「現代の人間学」』、全7巻、前田嘉明・正井秀夫・茅野良男・徳永恂・森田孝監訳、白水社、1979・80年(ガダマー編著、選訳)

『哲学修業時代』、(フィロソフィア双書5)、中村志朗訳、未來社、1982年。改版:『ガーダマー自伝──哲学修業時代』、(ポイエーシス叢書31)、1996年

『真理と方法 I』、(叢書・ウニベルシタス175)、轡田收他訳、法政大学出版局、1986年(第1部の翻訳) 2012年、新装版

『科学の時代における理性』、(叢書・ウニベルシタス246)、本間謙二・座小田豊訳、法政大学出版局、1988年

『ヘーゲルの弁証法──六篇の解釈学的研究』、(フィロソフィア双書29)、山口誠一・高山守訳、未來社、1990年

『理論を讃えて』、(叢書・ウニベルシタス412)、本間謙二・須田朗訳、法政大学出版局、1993年

『ガーダマーとの対話──解釈学・美学・実践哲学』、(ポイエーシス叢書26)、ドゥット編・巻田悦郎訳、未來社、1995年

『詩と対話』、(叢書・ウニベルシタス712)、巻田悦郎訳,法政大学出版局,2001年

『健康の神秘――人間存在の根源現象としての解釈学的考察』、(叢書・ウニベルシタス838)、三浦國泰訳、法政大学出版局、2006年

『芸術の真理――文学と哲学の対話』、(叢書・ウニベルシタス853) 、三浦国泰訳、法政大学出版局、2006年 ISBN: 4-588-00853-6

『哲学の始まり――初期ギリシャ哲学講義』、(叢書・ウニベルシタス872) 、箕浦恵了・國嶋貴美子訳、法政大学出版局、2007年、 ISBN: 978-4-588-00872-6

『真理と方法 II』、(叢書・ウニベルシタス176)、轡田收・巻田悦郎訳、法政大学出版局、2008年、ISBN: 978-4-588-00176-5 (第2部の翻訳)
(抄訳)「真理と方法」(池上哲司・山本幾生訳)、O・ベゲラー編、『解釈学の根本問題』、(現代哲学の根本問題第7巻)、晃洋書房、1977年、pp. 171-227.(『真理と方法』第2部からの抄訳)

『真理と方法 III』,ハンス=ゲオルク・ガダマー著,轡田收・三浦國泰・巻田悦郎訳,(叢書ウニベルシタス177),法政大学出版局,2012年,325頁,ISBN: 978-4-588-00177-2(第3部の翻訳)


論文[他]

「生活世界の学」(三島憲一訳)、『現代思想』(青土社)、第2巻(1974年)、第10号(11月)、pp. 60-73

「ヘーゲル論理学の理念」(安井邦夫訳)、M・ハイデッガー他、『弁証法の根本問題』、(現代哲学の根本問題 第10巻)、安井邦夫・長澤邦彦・四日谷敬子訳、晃洋書房、1978年、pp. 25-60

「ハイデガーとマールブルク神学」、『現代思想』、第7巻(1979年)、第12号(臨時増刊、総特集ハイデガー、9月)、pp. 24-34.

「理論、技術、実践──新しい人間学の課題」(森田孝訳)、『講座「現代の人間学」』、第一巻(人類の進化と人間像)、前田嘉明他監訳、白水社、1979年、pp. 11-48.

「実践哲学としての解釈学」(森口美都男訳)、『思想』(岩波書店)、No.659(1979年5月)、pp. 80-97.

「意味論と解釈学」(針生清人訳)、K・O・アーペル他『言語と認識』、飛田就一他訳、京都、法律文化社、1980年、pp. 123-144.

「意味論と解釈学」(竹市明弘・溝口兢一訳)、『分析哲学の根本問題』、(現代哲学の根本問題9)、晃洋書房、1985年、pp. 192-208.

「遠近のあいだ──ゲーテを読む」(宇津井恵正訳)、『モルフォロギア──ゲーテと自然科学』(ゲーテ自然科学の集い編、ナカニシヤ出版)、第4号(1982年)、pp. 118-119.

「修辞学、解釈学、イデオロギー批判──「真理と方法」のためのメタ批判的論究」(中尾健二訳)、『静岡大学教養部研究報告(人文・社会科学編)』、第19巻(1983年)、第1号、pp. 69-87.

「理解の循環について──哲学的解釈学」(竹市明弘訳)、ガーダマー・アーペル他、竹市明弘編、『哲学の変貌──現代ドイツ哲学』、(岩波現代選書 88)、岩波書店、1984年、pp. 163-183. (岩波モダンクラシックス ) 2000年

「ハンス=ゲオルク・ガーダマー」(岩野卓司訳)『哲学のポストモダン』(知のパサージュ)、今村仁司監訳、ユニテ、1985年、pp. 304-315.

「マルティン・ハイデガーのただ一条の道──1986年5月25日メスキルヒにおけるマルティン・ハイデガー協会で巻(存在への講演」、『実存思想論集』、第IIⅢの問い)、以文社、1988年、 pp. 9-35.

「シラクーザのプラトンのように」(千葉文夫訳)、『現代思想』、第16巻(1988年)、第5号(5月)、pp. 205-208.

「解釈学的挑戦」(加藤恵介訳)『理想』、第638号(1988年春)、pp. 40-46. 「テクストと解釈」『テクストと解釈』、轡田收・三島憲一訳、産業図書、1990年、pp. 37-92.

「それにもかかわらず──善意志への力」(加藤恵介訳)『理想』、第638号(1988年春)、pp. 50-52. 「それにもかかわらず──善き意志の力」(轡田收訳)『テクストと解釈』、轡田收・三島憲一他訳、産業図書、1990年、pp. 99-104.

「芸術の終焉?──芸術の過去的性格についてのヘーゲルの理論から今日の反芸術まで」、『芸術の終焉・芸術の未来』、神林恒道監訳、勁草書房、1989年、pp. 15-42.

「哲学と文学」(ペルスペクティーヴェ会訳)、『かいろす(九州大学文学部独文研究室)』、第30号(1992年)、pp.107-126.

「ハイデッガーの初期「神学」論文」(高田珠樹訳),『思想』、No.813(1992年3月)、pp. 43-49. ハイデガー『アリストテレスの現象学的解釈――『存在と時間』への道』、平凡社、2008年、pp. 107-120.

「大学の理念──昨日、今日、明日」『大学の理念──立場決定の試み』、赤刎弘也訳、玉川大学出版部、1993年、pp. 7-28.

「対談 人間に欠けたもの」(ペルスペクティーヴェ会訳)、『かいろす(九州大学文学部独文研究室)』、33号(1995年) pp. 72~85.

「第9章 人間に欠けているもの」(D・ヘンリッヒとの対話 司会J・ヘーリッシュ)、『哲学の原点──ドイツからの提言』、U・ベーム編、長倉誠一・多田茂訳、未知谷、1999年 pp. 213-234.

「百歳の心境を語る」(海外文化ニュ-ス,鵜沢和彦訳),『みすず』 第43巻(2001年)2月号,pp.79-84.

「ニーチェ――対蹠に立つ人――ツァラトゥストラのドラーマ―― H.-G. ガダマー」,『思想』,No. 919(2000.12), pp. 54-72.

「特別対談 百歳の秘訣?」(池田晶子との対話),池田晶子[編著]『2001年哲学の旅』,新潮社,2001年 pp. 56-66.

「躾けとは自分自身を躾けることである」(羽根田真弓訳)『鳥取短期大学研究紀要』第43号(2001年)、pp. 121-129.

「導入のために」(関口浩訳),マルティン・ハイデッガー『芸術作品の根源』,関口浩訳,平凡社,2002年、pp. 131-159. (訳注 pp. 183-187.)

「『真理と方法』初稿冒頭」(後藤嘉也訳)『ハイデガーカッセル講演』,(平凡社ライブラリー596)、平凡社、2006年 pp. 23-38.


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