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みずほ証券株式会社 人事部 キャリア戦略室長 井上 敦嗣 氏

複雑化・多様化するニーズ。
グループ戦略を支える力。

みずほ証券株式会社
人事部 キャリア戦略室長

井上 敦嗣 氏

みずほ証券の新卒採用においては、しっかりとしたコミュニケーション能力を基盤に、将来に対するビジョンや思考力などが優れた方が望ましいと考えています。我々のビジネスにおいても、以前と比較してより科学的に物事を捉える力が重要となってきていますので、多くの理系出身者が活躍しています。
現在みずほフィナンシャルグループでは「One MIZUHO」のスローガンを掲げ、銀行・信託・証券の一体運営を推進しています。このようななかでは、各金融機関の担当者が、自身の業務に関する情報のみを聞きだし、サービスを提供するばかりでなく、お客様のありとあらゆる金融ニーズをとらえ、<みずほ>として多面的にサービスを提供していく必要があります。複雑化・多様化したニーズを的確にとらえるためには、確率統計の知識やマーケティングの知識をベースとして、膨大なデータ・情報をより科学的にとらえる人材が必要となってきていますし、そのような素養のある方に入社いただけると大変ありがたいです。

予見して動くこと。
感性を働かせること。

大きなデータを扱う必要性は各部署共通して言えることです。特にリテール(個人・中堅中小企業)営業となると、お客様の数が非常に多くなるため、取り扱わなければいけないデータの量も膨大です。お客様の属性や取引・行動履歴などを活用し、「こういう行動をとる人は、確率的にこういう商品を勧めると取引につながる」といった傾向を予見し、戦略を立てていく必要があります。大量のデータを見た瞬間に、ざっくりと何に使えそうなのか、どう活用できそうなのかインスピレーションが浮かぶ、そこが大事かなと思います。
またお客様と向き合うに際しても、以前のように「よく通ってくれたから」「一生懸命やってくれているから」などの感情面ばかりではなく、データの裏付けや情報に関するものの見方、どのように分析し、どう解釈するのかなどといった、インテリジェンスが重要になってきています。相手のニーズや置かれている経済環境、今後の世界情勢を的確に把握・分析し、お客様のあるべき姿の実現に向けて、みずほフィナンシャルグループの総力を結集してサービスを提供していく。当然責任が大きく、求められる水準も高いですが、それがやりがいの大きさにつながってくるのだと思います。

高い倫理観。成長産業の主役。

データ解析のスキルだけもっていても、実社会で活躍するには不十分だと考えています。特に金融業界ということで言うのであれば、センシティブな情報を大量に扱うことになるので、データと向き合うことに対しての倫理観も求められます。大学での学びを通じて、そういった能力・資質を養うことに加えて、ぜひ何かを“やりきった”経験をして欲しいですね。社会に出て壁にぶつかったりした際に、自身の拠りどころとなる経験を積むことができている学生は強いと思います。
「貯蓄から投資へ」と謳われているように、金融業界はこれからの変化が大きい成長産業だと考えています。Fintechに注目が集まったり、みずほ銀行にペッパー君が入行したり、資産運用に関するコンサルティングロボットが登場したりするなど、金融の世界は日進月歩。主役は投資家と企業を直接結ぶ“直接金融”です。みずほ証券として組織変革を起こし、新しいビジネスを創造していく、イノベーションを起こしていくためには、構想力をもった人材をどれだけ組織として抱えることができるかが重要だと考えています。
東京理科大学のように、社会で本当に役に立つ論理的思考力とは何か、構想力とは何かを実践させる教育にはとても期待しています。

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