東京理科大学 理工学部応用生物科学科 松永研究室

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PIメッセージ

新たな目標を立てて、鬼のように実験する。

新年明けましておめでとうございます。
年末の除夜の鐘を聞き、今年も200枚以上の年賀状を受け取って
新たな気持ちで研究へのファイトが沸いてきました。

年末から新年にかけて共有したいエピソードを紹介します。

一つは東大印哲卒業の僧侶・松本紹圭さんの除夜の鐘を聞く意味についての 話について。
「年末年始になると、新しい年の抱負を考えるなど、心新たにしようと思いがち でですが、その前に、一年を総括することが大事である。」とのこと。
まさしくその通りだと思う。昨年と同じ目標を立てても前進しないのだから 意味がない。まずは昨年の総括をしっかりしてから、その反省と自戒の念から 新たな目標を設定することは大切だ。

そして、
「良いこともあったでしょうし、後悔するようなこともあったかもしれない。 すべてを振り返る。そして重要なのは、「捨てる」ことです。捨てないと、 新しいものは入ってこない。良いことも悪いことも含めて、執着しないと いうことです。」
とのこと。

昨年、みなさんのおかげで松永研は論文を出版できた。それでも、あそこの 部分をこうしておけばもっと良かったかもしれない、戦略をこうすればもっと 早くデータが出たかもしれない、テーマをもっと絞っていれば勝てたかもしれ ないなど、どうしても過去に執着した心のモヤモヤが湧き出てくる。

それを年号の切り替えと共に、1回リセットするということだ。
これは、なるほどと思った。
すっきりしてモヤモヤが無くなった。
心の中から捨てたからだ。正月を祝う日本人に生まれて良かったと 改めて実感できた。
おかげで、年末に昨年の出来事を1回すべて捨てて、研究の方針を新たに立て 直すことができた。

研究仲間の年賀状も励まされる文面が多かった。
O博士の言葉にはガツンときた。
「鬼のように実験しています。」
一生懸命とか、がむしゃらとかは聞いたことはあるが「鬼のように」は初めてだ。
O博士は学位取得の論文をEMBO J.に通すために、2ヶ月間のリバイス期間中 寝食を忘れて実験しFigure2/3を全面改訂して、審査員を根負けさせてアクセプト を勝ち取った伝説の持ち主。そして、留学中も、がむしゃらに実験しNatureに論 文を出し、今度は帰国後、鬼になったとは。やはり、このくらいの気概が大切だ ろう(ちなみにO博士は妻子もある常識人でマッドサイエンティストではありま せん。)。

長い人生において、「鬼のように」何かに打ち込むことがあっても良いだろう。

新年、新たな気持ちで目標に向かって全力疾走しましょう。

2013年1月3日 松永PI記













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