研究対象:生命現象・自己組織現象

本研究室では広義の生命現象に対してモデル実験系の構築や数理モデル化を通してシンプルで普遍的な理解を目指して研究を行っています. 広義の生命現象とは,細胞などの生物の個体に限らず,集団としての生物の振る舞い・人の集団が示す挙動・雲の動き・流体の示す渦巻き構造など,自ら時間・空間で組織だった振る舞いを示す現象を指しています.このような自己組織化と呼ばれる現象は,平衡から遠く離れた条件で生み出される現象です.
我々は,生物・化学・地球あるいは工学の分野で見られる自己組織現象に対して,その要素を一部分抜き出した実験モデル系を構築・解析した後,数理モデル化につなげ,シンプルで普遍的な理解を目指す研究を行っています.
以上の研究は自然の背後に隠れている美しい模様を見いだす研究とも言えます.研究を通じて技術を身につけるだけで無く,自然に対して感動できる心と.自然を粘り強く探索できる知性を身につけることも目標です.共同研究も積極的に行っております. また,研究に興味のある学生さんの見学,相談等も随時受け付けています. 少しでも興味がありましたらお気軽にご連絡ください.

最新情報/News & Event

  • 2025.07.16
    客員准教授のPallab Sinha Mahapatraさんの物理工学科セミナーを行います.
  • 2025.07.15
    東京農工大の髙田智史さんにお招きして,物理工学科セミナーを行います.
  • 2025.07.14
    インド工科大学マドラス校のPallab Sinha Mahapatraさんが2週間滞在されます.
  • 2025.07.04
    吉井助教と島根大の大槻さんの論文がJ. Phys. Soc. Jpn.誌から出版されました.
  • 2025.06.07
    研究室合宿を7-8日の日程で箱根で行いました.
  • 2025.05.20
    大阪大学の渡邊大記さんにお招きして,物理工学科セミナーを行います.
  • 2025.05.19
    住野教授と青学の齋藤さんの論文がPhys. Rev. E誌から出版されました.
  • 2025.05.01
    研究室ホームページをリニューアルしました.
  • 2025.04.01
    D2の佐藤大知さんが日本学術振興会特別研究員DC2に採択されました.
  • 2025.04.01
    新M1が2名,卒研生が9名研究室に加わりました.
  • 2025.04.01
    吉井究助教が着任しました.
  • 2025.03.19
    卒業生の石川寛明さんと住野教授の論文がJ. Phys. Soc. Jpn.誌から出版されました.
  • 2025.03.18
    卒業式がありました.卒業生の皆さんおめでとうございます.

所在地/Access

125-8585
東京都葛飾区新宿6-3-1東京理科大学葛飾キャンパス研究棟8階生命物理学研究室
Biological Physics lab., Department of Applied Physics, Tokyo University of Science, 6-3-1, Niijuku, Katsushika-ku Tokyo, Japan,