2003年

12月30日:
この日曜日に天神岩田屋の移転セールへ行って来た.大昔から西鉄の天神駅と天神岩田屋とは一体だったのが,この不景気のためか,岩田屋は天神の中央部を手放すことにしたらしい.

1994年に佐賀に来たので,もう10年になろうとしている.来た当初,GABAI佐賀ではよく人々の口にのぼるのを耳にして,きっと幾何学的トポロジーが流行るに違いないと思ったのだが....

それでは良いお年を.

12月26日:
昨日,帰りに大学近くの「本庄うなぎ」に寄って食事をして帰ろうとしていたら,近くのS銀の ATM に長蛇の列が.並んでいる人の話によると,「よく分からないのだけれども,S銀がつぶれるとうわさが流れている」とのこと.こちらは,寒さと空腹に負けて並ぶことはしなかった(セイロ蒸しは美味しかった)が,あとで確認したところによると,悪質なデマであったようだ.秋に,商工共済の話があった後の本当に悪質なデマで,早く犯人を捕まえてほしい(というのは,S県警に対しては荷が重いか...).

今日大学へくる途中に気づいたこと.円周率 - 3は,大体 0.14 で,それは3に対して 5%にあたり,何と消費税の税率になっている.ということは,小学校で円周率を「およそ3」と教えるのは,「5%なんてたいした値ではないので文句を言わずに納めなさい」とマインドコントロールをするというのが裏の動機ではないだろうか?

昨日のニュースで,ドイツの大学の話をしていた.大学に対する国の補助が少なくなり,学費を取らなくてはならなくなったり,閉鎖する学科が出てきたりしているそうで,ドイツの文化に対して結構な時間を割いて心配していた.そのあと,日本の大学について,特に来年の4月以降のことについて何か言及してくれるかと思って期待していたら一言も無かった.どうして同じだけの時間を割いて日本の大学について(入試がどうしたということ以外に)報道してくれないのか,日本の文化はどうなったって良いのだろうか.

12月15日:
12月7日から12日まで,京都大学数理解析研究所で研究集会「双曲空間に関連する研究とその展望II」に参加した.この夏から秋にかけて考えていた複素射影平面内の曲面の話を講演したが,集会の目的に合っていたのかは少し不安である.
いつも「御車会館」に泊まることが多いのだが,なんでも今月中に廃業になってしまうそうで,別の宿「くに荘」に泊まった.1階に大浴場があるのが魅力的だった.
京都で研究集会があると,かなり多くの人が自宅から通ってくるため,夕方ぼんやりしていると一人で食事をすることになりかねないことが今回の教訓であったが,この教訓が将来生かされるかは不明である.

昨日,フセインがつかまったそうだ.

今日は修士のセミナーがあった.このごろは Birman の「Braids, links and mapping class groups」から幾つか話題を選びつつ読んでいる.今は,写像類群の章を読んでいるが,distinguished point の個数が一般の場合を一気に扱っているのは幾何的なイメージが湧きにくい.私自身としては,ひとつづつ distinguished point の個数を増やしていく方が好みで,実はそうすることで表示に関してよく見えてくることがある.

11月21日:
前回の記録のとおり,この日曜日から水曜日まで小豆島での研究集会に参加した.小豆島へ行くのは初めてだったが,観光はしなかった.小豆島のふるさと村(何でも例の1億円を元手に作ったそうだ.ちなみに淡路島のとある町はそのお金で金塊を買ったというのを皆さん記憶しているだろうか)にある国民宿舎に泊りがけで行った.何人か一組で相部屋になったが,私の場合は,現在は大阪市大にいるYさんと,東京学芸大のYさんと相部屋であった.同室のかたがたからいろいろなお話を聞き,来年の4月以降のことに関して今まで以上に不安を感じたり,今度の数理研で話すことについて大きな進展があったりした.このごろ参加する研究集会では,講演は勿論のこと,講演の合間でのディスカッションがとても有意義であることが多い.

11月12日:
以前の日記以降にあった事柄をまとめて書くことにする.(記述の長さにアンバランスが見受けられるが,特に意味はない.)

ちなみに,11月16日〜19日にかけて小豆島での "Intelligence of low dimensional topology" に参加する予定.なぜ小豆島なのかは私は知りません.

9月26日:
今週は,水曜日から千葉大で日本数学会がある.月曜日まで大分悩んだのだが,やはり今週中にこの夏考えたことをまとめることにした.(なお,水曜日の2時から4時まで,学会に出席しなかったことをかなり後悔した.このごろ後悔することが多い.)
今日になって,ようやく纏め上げることが出来た.まとめてみると7ページなのだが,絵を描くのに昨日丸一日費やしてしまった.おかげで,Illustrator での複合パスやマスクといった技をマスターしてしまった.論文の内容は,まだまだ途中経過なのだが,休みが明けると書く時間が無くなって,そのうち書こうという気ががうせる(ひどい場合は,内容を忘れる)ことが大いに予想されるので,今のうちにまとめておいた.

そういえば,先週の月曜日のことだが,阪神が優勝した.今年の初めに「六甲降し」の話をしたら優勝したのでとても不思議な気分だ.ちなみに,この週末には,ダイエーの優勝も決まるかもしれない.そうなれば,僕が子供の時分にはとても考えることの出来なかった取り組みの日本シリーズになる.冷夏の影響,というわけではあるまい.

9月18日:
16日から17日にかけて,広島大学へ出張し,「広島大学 トポロジー・幾何セミナー」で発表した.内容は,2月に日韓セミナーで話した内容とこの夏休みに考えた事柄であった.とても和気藹々としたセミナーで,楽しく発表させていただいた.この夏考えた話をまとめたり発展させるのに弾みがついたと思う.

8月の下旬に,私が4年生から6年生まで在学した小学校(呉市立上山田小学校)の同窓会があった.私の年代で同窓会があるのはとても珍しいことだが,残念ながら参加できなかった.幹事の方から,会の様子と小学校の周りの様子を写した写真(CD−ROM)を最近頂いた.参加しなかったのをすこーし後悔した.

というわけで,今週(まだ終わってないけど)は広島ウィークだった.

9月5日
今週は,慶応大学の亀谷さんによる集中講義があった.内容は,ベクトルバンドルの特性類,K理論,楕円型作用素,ボットの周期性であった.大変パワフルな講義で,大変に勉強になった.内容が勉強になったことは勿論のこと,さらに,研究や教育のあり方,普段の研究態度について大いに反省させられた.

8月の始めに,信州へ登山に行った.昨日,登山のページを更新したので,詳細はこちらをどうぞ.

トポロジーシンポジューム以来,複素射影平面内の有向閉曲面について考えていて,このごろ,幾つか気づいたことがあったので,夏休み中にまとめておく予定.

7月24日:
さらに更新をサボって,1ヶ月近くが経過した.このページを見る人は殆どいないだろうとたかをくくっていたら,思わぬところでこの記録を見ている人がいることが判明.うかつなことは書けないと思ったが,すぐに勝手なことを書き出すに違いない.

7月18日〜22日までトポロジーシンポジュームのため松本へ行った.今回は,50回目ということもあり,大御所たちと必ずや将来大御所になるであろう人たちの話を聞いた.定期試験が終わった後に,登山のためまた松本に行く予定なので,観光はなし.今回の最大の収穫は,ある先生から固いといわれたものが,I君から見方によってはやわらかいことを教えていただき,夏休みの宿題が一つ増えたことである.

実は明日に向けて,LEGO で遊ばなければならないので,近況を書いて現実逃避している場合ではないのでした.

6月27日
すっかり,更新をサボっていた.昨年は,毎週水曜日に4年生のセミナーの記録をつけるついでに書いていたのだが,今年はセミナーも無いのでついついサボってしまう.(こんなことだから「鹿の子の日々」から抜け出せないのか...)
この間あったことで記憶していること.

今日は九大のセミナーはお休みで,一日上のネタを考えていた.残念ながら,「下手な考え...」だった.こんな日もある.

5月7日:
今年のゴールデンウィークは、高々3連休であったので、あまり遠出はしていない。

4月28日、29日:福岡の天神の西鉄グランドホテルの隣のホテルに妻と一泊。妙に細長い部屋で、奥に風呂とトイレがあり、窓はなきに等しいという不思議なつくりだったが、便利なところにあり、安いというのが良かった。1日目には姪浜へ、2日目に福岡市植物園と動物園へ行く。動物園のゴリラの新入りの方は、アルビノのゴリラの子供だそうだ。厩舎の前にある親の写真はなかなかきまっていた。

5月3日:有田陶器市へ行く。今年で100回目だそうで、人出は100万人を超えたとの事。天気も良かった。われわれは、上有田から歩き、役場の前あたりで力尽きた。

昨日、テレビで Kiss Me Kate を観た(勿論、日本版ではない)。2001年にミシガンに行ったとき、大学のホールで観たのでとても懐かしかったというか、当時はかなりわからないせりふがあったので、むしろ新鮮だった。

4月25日:
4月23日に,「おそらく」とした今年度の貧乏が確定した.数学の場合,以前は貧乏でも大きな実害は無かったが,このごろ,あえて実害がある方向へ変化させようという空気を感じる.いやーな感じである.

4月23日:
先週の火曜日は,新任の小林先生の歓迎会があった.家が飲み屋に近いという気楽さも手伝って,2次会まで参加したのだが,恐ろしいことに途中から記憶がない.翌日,財布の中身を見て青ざめた.1次会の後に見た中身と一銭も変わっていなかったのである.これは踏み倒してしまったに違いないと思った.(勿論,後日清算しました..)ひどい2日酔いでおまけに朝から講義があった.とんだ反面教師である.

今日,大学でサイトライセンスを取っているソフトを借りてきて,研究室のパソコンにインストールしようとしたが,「おまえのOS では古すぎてだめだ」と言われて出来なかった.実は,私のパソコンのOS は Window 95 である.私の研究室は,昨年度も貧乏,今年度も(おそらく)貧乏,「赤貧洗うが如し」なので,インストーラーに多少意地悪を言われても,ぐっとこらえるしかない.

数学の話.odd spin mapping class group に中々手が出せないので,当面 Dennis Johnson の論文を読んでみるつもり.なかなか,赤貧状態から抜け出せない.

4月11日:
ほとんど1ヶ月間(更新を)サボってしまった。この間、3月23日から26日にかけて数学会に参加した。数学では、もっと専門に分化した形での研究集会が開かれることが多く、私はそちらにはよく参加するのだが、数学会に出るのは久しぶりだった。意外に新鮮だった。そのときに、矢野セミナーのメンバーでの飲み会があり、石川君と亀井君が見事就職されたとの話を聞いた。(石川君については、さらにめでたい話があったようだが、それは、本人に聞いてください。)お二方とも、どうもおめでとうございます。

今年も、佐賀で桜を見ることになった。桜が咲いている間は、あまり気が晴れなかったが、今は散ったのでだいぶましになった。

数学の話。今は、odd spin mapping class group (以前考えていたものは、even spin mapping class group)について、いろいろと寄り道をしながら考えている。始めたときには、even の場合と全く同じ方法で考えられるのではと、たかをくくっていたのだが、ここ最近ではいくらか工夫をする必要がありそうな気がする。(そろそろ、まとまった結果が欲しいのだが。。。)

3月12日:
今日が4年生のセミナーの最終回だった。今度セミナーをすることがあったら、この本は副読本にして別の本を指定することにしよう。(ただし、最小単体分割の話は気に入った。)

以前に考えていた spin mapping class group が超弦理論となにやら関係があるときき、物理の勉強を始めている。ただし、あくまでもやりたいことは数学なので、同僚のK先生の suggestion に従い、大雑把な理解にとどめることにしようと考えている。(それに、K先生と話していて、勉強をするより先に考えなくてはならない問題があることに気づいた。)

この週末には、妻の免許の更新に付き合って、免許センターまで行った。自宅の近くからそこまでバスが出ているので、前回の更新のとき(鹿の子にいた)より遥に楽だった。さらに、最近、免許センターで更新の時には写真がいらないそうで、これも大進歩だった。帰りに、大和のジャスコに寄って買い物をした。何を血迷ったか、「ム○ゥー踊る○ハ○ジャ」のDVD を買ってしまった。

先週書き忘れたが、佐賀にニュースのトップを飾る有名人が現れた。

3月6日:
すっかり更新をサボっていて、もう3月になってしまった。

この間、2月19日から22日まで東大であった、The 10th Japan-Korea School of Knots and Links に参加し、光栄にも講演をする機会を頂いた。英語の講演なので、時々言い間違いをして笑って頂けた。(勿論、狙ったわけではない。うけを狙ってしたことよりもアクシデントのほうが面白いというのは世の常である。)今回のテーマは、
"You can find your homeland anywhere in the world." (*)
であった。別に、どこかから引用したわけではなく、講演の前に思いついただけ。慶北大学の Bae 先生と knot 2000 以来初めてお会いした。なんとか、今年の夏休みでも訪問したいものである。

出張から戻ってからは、あれこれととばたばたして(実は、この時期、学生は春休みだが、こちらは結構用事がある)、今ようやく一息ついたところである。

数学のほうはというと、今、周期的写像で4次元球面に拡張できるものがどのようなものか考えているところで、ある条件のもと、種数3までについてはリストを作ったが、拡張可能なものの現れ方が何だか accidental で、更に高い種数で観察しつつ、その一方で Jacobian とか Theta characteristic といったリーマン面に関する一般論をきちんと勉強しなければと感じている。(昨年後半に、一般論を知らないがために、痛い思いをしたことがあるので、その反省に立って。。。)

(*)例外はある。

2月12日
この日曜日には、西新岩田屋の閉店セールがあるので、久しぶりに西新へ行った。西新の「福寿飯店」に、ほとんど8年ぶりに行き、皿うどんと春巻きを食べた。中学生のころ行って、結構おなかがいっぱいになったことを、うっかり忘れていて、一人一皿、皿うどんが来たときには少し不安になった。麺は昔のとおりちゃんぽん麺を鍋で揚げたものだったが、味が昔どおりだったかは確信が持てない。
今日は会議で、来年度の委員を決めた。今年度は特にこれといった委員をしていなかったので、来年度は一つ委員を引き受けた。(あと、書きたいことがあったのだが、自主規制して省略。)

2月7日:
今週は、水曜日にセミナーが無いために、つい日記を書くのをサボってしまった。
このごろのテレビで見たこと。先週の「人間ドキュメント」で岡八郎が再起の舞台を踏んでいるのを見た。私は昔、(小学生のころから中学生の頃にかけて)呉市と福岡市に住んでいたことがあり、そのとき、毎週土曜日の昼にテレビで吉本新喜劇をしているのを見るのが楽しみだったことを思い出した。だいぶ昔のことなので、内容はほとんど忘れてしまったが、岡八郎と花紀京が出ている回が特に好きだった。高校生になって東京へ行ったときには、吉本新喜劇が見れなくなることがとても残念だった。それ以来、八ちゃんを見ることは無かったが、あんなことになっていたとは驚いた。それでも、舞台に立ったら、昔のとおりの八ちゃんになっていたのは感動した。
テレビといえば、このごろ「シルクロード」の再放送をしている。これまた、懐かしい番組だが、久しぶりに見て、当時自分はほとんど何もわからず見ていたことに気づいた。

分岐被覆について論文を読んでいるうちに、閉曲面上の周期的写像(あるいは、有限位数写像)に対する興味が再燃してきた。今は,とにかく具体的にいろいろと絵を書いたり計算をしたりしている。


1月29日:
研究集会「4次元のトポロジー」は、毎晩他の参加者の方々と食事に行ったということもあって(よく知られているように、広島大はかなりのどかなところにあって、近くにあまり食べるところが無く、必然的にこうなってしまうのだが)、期待していた以上に、とても楽しく和気藹々としたものだった。おかげで、戻ってからも、さらに古典的な方法で4次元多様体について考えたくなり、今、4次元球面の分岐被覆について資料を集めている。

義母の話。義母は神戸にお住まいなのだが、先日、三宮でイチローを見かけ、後を追いかけて目を合わせて、「がんばって」と声をかけたそうだ。この春からイチローが不調になって、思い返してみるとあの意味不明の行動をしたご婦人がいた、ということが無いように祈るばかりである。

今日は、佐賀にしては珍しく雪が積もり、今(午後4時半)でも良く降っている。だが、講義は1校時(8時40分開始)からあった。欠席者が多いかと思いきや、最後の講義のため思いのほか出席していた。

1月20日:
この日記は毎週水曜日に更新することにしているが、今週は、1月21日〜23日まで出張(研究集会「4次元のトポロジー」に参加)があるので、今日書くことにした。

先週の金曜日には、九大のセミナーに行き、武田君の4次元空間内の向き付け不可能曲面の射影図の話を聞いた。楽しげで、まだいろいろとやることが有りそうだった。

この週末は、嬉野温泉に行ってきた。佐賀に来てほぼ9年になってしまうのだが、まだ一度も行った事が無かった。バスを武雄温泉で乗り継いで行った(佐賀から武雄:祐徳バス、武雄から嬉野:JRバス)。あれこれと、見るものがある訳では無いが、川沿いはちゃんと「轟の滝」まで遊歩道がしつらえてあり、歩くのが好きな人間にとってはなかなかのものだった。ただし、「古湯」は老朽化が進んでいるために入れなくなっていた。宿泊した宿は、「入船荘」。入り口は、ちょっと不安になったが、部屋はとてもきれいで、温泉も大きくてよかった。

1月15日:
先週の金曜日には、佐賀銀行主催の九響によるニューイヤーコンサートに行った。指揮者が話し上手で、歌のソリストが中々元気なひとだったので楽しめた。この週末は、3連休で、かなりゆっくりさせてもらい、おかげで広大の講演の準備が出来た。日曜日には、久しぶりに佐賀大和のジャスコに行ってきた。普段、ほとんど死に体の中心街を見ているので、佐賀にこんな人のいるところがあるのかと、新鮮な気分になった。

引き続き、Griffith の本にはまっているので、新しいことは考えていない。

1月8日:
明けましておめでとうございます。特に内容にない日記(正確には「週記」)ですが、今年もよろしくお願いいたします。

昨年最後の日記に書いた通り、昨年の暮れから1月3日まで妻の実家で過ごた。本当は、もう少しゆっくりして佐賀に戻るつもりだったが、1月4日に重要な会議があるのでやむを得ない。妻の実家は、神戸の山の際にあるので「六甲降し」(注)のおかげで結構寒いと思っていたが、帰ってみると1月3日ごろから佐賀もだいぶ寒くなっていたようだ(なお、エスプラッツの1階のスーパーが撤退したので、街そのものもますます寒くなった)。昨年暮れまで研究室に暖房を入れていなかったのだが、今は暖房を入れている。

年末は、自分の書きかけの論文を何とかするつもりだったが、結局一度も見ることはなく、例の超幾何関数の大家の本を読んで終わった。おまけに、今週に入ってから、理工学部の研究成果をまとめた冊子(ScienTech という)に載せる「ミシガン滞在記」なるものを書いていて、さらに、そろそろ広大での講演の準備をしなくてはならないので、論文は手をつけられそうにない。と嘆きつつ、今日の午後は Griffiths の代数曲線の本を読んでしまった。

(注)別に、阪神タイガースのために寒い思いをしているわけではない。それにしても、阪神は去年6月までかなり良いムードで、応援しかかったのに、気づいてみたらいつもの場所になっていた。タイガースマジックというべきか。今年は、伊良部が入って、投手陣がかなり「重く」なったようであるが。。。