-
2019年度の講義
今年最大の難関はM2が5人いること.みんな頑張って修論書いてください.
主任は9月まで.終わるのが楽しみ.
- 前期
- 代数学1 A組(火2)
群論..
- 環と加群 1 (火3)
ジョルダン標準形
- 代数学4 (水4)
CM体とCMタイプ
- 数理科学特別講義A (集中講義 大分大学 5/27-5/29)
連分数の理論.フェルマー・ペル方程式や類数まで標準的な内容.群の作用を強調したのだけが
普通の教科書との違い.
- 先端科学技術総論(集中講義 新潟大学 6/26-6/28)
CM体とCMタイプ(代数学4の抜粋)
- 卒業研究 (金1,2)
ことしは6人の予定.
- Apostol: Modular Functions and Dirichlet Series in Number Theory
- Buchmann--Vollmer: Binary Quadratic Forms: An Algorithmic Approach
- 大学院セミナー
- M1 セミナー:Guillot: A Gentle Course in Local Class Field Theory
- 後期
- 教育数学 (月1)
整数の分割
- 代数学2 A組 (火2)
- 数学研究2
小野孝:数論序説.出版後30年をへてやはりいろいろな面で古さが目につくようになってきた.
それでもいい本だと思うが,読んだ学生はあんまりピンとこないみたいだった.
一生懸命勉強してくれた人に感謝.一方,適当にしか読んでこなかった人は卒研で苦労しますよ.たぶん.
- 卒業研究 (金1,2)
Apostol は5章まで.春休みに6章までを読んだ.題材は多くないが丁寧な記述.
Buchmann--Vollmer は第6章なかばまで.第3章あたりをとばせばよかったかしら.
二次元Lattice のことが詳しく書いてあったり,アルゴリズム的な記述があったりするのが特徴.
誤植はかなりある.
- 大学院セミナー
Guillot ブラウアー群,コホモロジーを初等的なところからみっちり書いてある.10章まで読んだ.
私は久しぶりに勉強して楽しかった.誤植や間違いがあるので,読んでいてとても勉強になる.(皮肉ではない).
終わりに行くにつれて詳細な証明が省略されていたりして,どんどん進むのが遅くなっている.
一緒に聞いてくれた野村次郎先生にも感謝.
- 数理科学特論VII・数理構造特論III (集中講義 島根大学 2020/1/11--1/15)
CM体とCMタイプ.温泉宿に滞在し,毎日しじみ汁を飲みながら元気に講義ができた.
宍道湖の夕日も拝めたし,熱心な学生にも恵まれ充実の授業だった.
島根によんでくれて,講義もずっと聞いてくれ,さらには美味しいお酒を用意してくれた青木美穂先生に感謝.
ホームページにもどる