東京理科大学 理学部第一部教養学科 巻田研 巻田悦郎 担当講義 ドイツ語

担当講義 ドイツ語

第二外国語としてのドイツ語

 ドイツ語は選択科目なので、とってもとらなくてもよい。だから、途中で放棄する人も多い。選択科目にすぎないという点では、ドイツ語はフランス語や中国語も同じで、つまり、この大学では第二外国語を全然学ばずに卒業することができる。以前はどの大学でも第二外国語は選択必修であったから、これは大きな変化である。理科大だけでなく、全国的な傾向なのである。
 しかし、語学が大好きな人、英語にうんざりしているが、外国語に依然として関心がある人は、第二外国語をとる価値がある。第二外国語を勉強することによって、第一外国語の英語がみえてくる、ということは大いにある。だが、語学はやはり予習に時間をとられるので、楽ではない。本当に好きな人がとればよいし、そのような人こそ最後までやり通せる。