学生実験(一)「静電場の性質」について
2次元直交座標系で4辺の電位(境界値)+中心のcellの電位が与えられた例題(その3)
学生実験(一)「静電場の性質」では、2次元面を有効的に作り出すカーボン紙の左右両端2辺の電位はzeroに、点電極A(orB)の1点の電位は10Vにセットされ、カーボン紙の上下両端2辺はOpen(等電位線がこの上下両端2辺と垂直になる条件)という境界条件を課している。ここでは、簡単のため「上下左右の端の4辺の電位はzeroに、中心の1点の電位は1Vにセットする」条件を設定し、数値的に求めた結果を見てみよう。円柱対称性が見える距離r程度ではLog(r)依存性がよく見えている。
実際の学生実験でも、円柱対称性が見える距離において電位差−log(r)の依存性が見られた。