一番目の格子と周りの格子との間の交換相互作用を計算します。
但し、系には周期的境界条件がかけられているので格子点1の左隣は3番の格子点、下は7番の格子点 となります。ちなみにこの場合 ![]()
Ebefore=-4J となります。
次に、1番目の格子点をひっくり返した時の交換相互作用によるエネルギーを 計算します。STEP3ちなみにこの場合
Eafter=2
です。
格子点1をひっくり返す後前のエネルギー差を計算します。
ΔE=Eafter-Ebefore
ちなみにこの場合は
ΔE=4
次にこの値をボルツマン因子に代入します。 ちなみにこの場合はP=exp(-4/kT) となります。
0から1の乱数を発生させてボルツマン因子の方が乱数より大きい値 をとるときにスピンをひっくり返します。
ちなみにボルツマン因子とエネルギーの関係は下の図のようになります。![]()