Macを使っている場合:pLaTeXのファイル一式をダウンロードして解凍し,解凍したフォルダーを適当な場所において,フォルダーtexmfの中にあるMakeTeXls-Rを実行します.これによって,LaTeXが使うファイルの場所が認識されます.xdviというプレビューアーとdvipskという印刷や出力ファイルを作成するためのソフトも一緒にダウンロードしてpLaTeXのフォルダーに入れます.詳しくは,MacpTeX Home Pageをご覧下さい.
次に文書を編集するエディター(または文字コードをそのまま文書として保存(アスキー保存)
できるワープロ)を用意して下さい.Macであれば,Jedit3を勧めます.また,エディターを含めた
ユーティリティーソフトもあります.TeXIEはその中でも使いやすいのでお勧めです.
プログラムを書くときもそうですが,まず簡単なLaTeXの原稿を作成し,慣れてから徐々に複雑な原稿を作成します.初めにLaTeX原稿の仕組みについて簡単に説明します.まず,LaTeXはプログラムであると思って下さい.プログラムですから,コマンド(命令)を並べます.通常のプログラムと少し違うのは,LaTeXでは処理の対象となるデータ(文章)も一緒に書くことです.こう言うとちょっと難しそうですが,初めにデータがあって,その印刷方法(処理法)を所々にコマンドを書き込んで指示すると考えた方が分かりやすいでしょう.