工藤 尋大 先生

「円の面積」の導入では、半径を一辺とする正方形を提示し、およその面積を予想させることが多い。本実践では、「ピザの箱」だけを提示した上で面積を予想させることで外接する正方形及び内接する正方形に着目した見方を引き出していった。また、児童の主体的な参加を促し、この見方・考え方を全体に共有させるために、ペア・グループ活動を小刻みに設定した。ねらいに迫る手段としての指導方法についても実践研究を行なっている。