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トライボロジーとはWHAT IS TRIBOLOGY?

  Tribologyという用語は、「擦る」を意味するギリシャ語"tribos"と、学問を意味する"ology"とをつなぎ合わせた造語です。

  有史以前より人類は、摩擦や摩耗にかかわる問題に悩み、これを克服するための試行錯誤による工夫を重ね、逆にこれらの現象を利用することによって今日の文明を築き上げて来ました。
「摩擦」という現象に初めて科学の光を当てたのは、ルネッサンス時代のイタリアが生んだ天才、レオナルド・ダ・ヴィンチであるといわれています。

              

  写真は、レオナルド・ダ・ヴィンチの残したスケッチをもとに復元された軸受の模型です。トライボロジー分野においても、ダ・ヴィンチは摩擦や摩耗に関する研究や軸受けの材料の開発、転がり軸受の考案など数多くの成果を残しており、それらの業績も再評価されようとしています。

  トライボロジーが扱う対象は、原子・分子レベルでの摩擦現象から、自動車の駆動部品やタイヤ,人工関節,地震予知や人工衛星など、一般の工業製品に留まることなく、多岐にわたっています。そのため、トライボロジーが関連する学問は機械工学を本拠としながらも、物理学や化学などの基本分野から、材料,電気,土木・建築,航空・宇宙などの工学分野、エネルギー・環境や防災にかかわる応用領域、さらにはナノテクノロジー、バイオテクノロジーといった新融合領域に至るまで、非常に幅広い範囲にまたがっています。

  JOSTレポートによってトライボロジーという用語が定義されてから、約半世紀になろうとしています。この間に科学・技術は大きく進歩し、特に近年の情報技術の発展と普及は社会のグローバル化を一気に加速しました。その一方で、地球環境問題やエネルギー問題など、地球規模での解決が求められる問題も浮き彫りになり、人類と自然との調和のとれた共存を可能とする「持続可能な社会」の実現こそが、21世紀の科学・技術に課せられた重要な課題となっています。


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