巻田悦郎、『リクールのテクスト解釈学』、晃洋書房、1997年、341頁、ISBN: 4-7710-0903-1
現代フランスの哲学者ポール・リクールが70年代初頭に展開したテクスト解釈学の成立過程を、諸概念の用法を綿密に分析しつつ再構成することによって、その隠れた構造を暴き、この解釈学がガダマーの解釈学と異なり、非歴史性の解釈学であることを主張する。
序論
本論
 第一章 意味論と指示
 第二章 出来事と意味
 第三章 エクリチュール
 第四章 解釈と解釈学
 第五章 テクスト解釈学
 第六章 解釈の歴史性
結論
文献表
あとがき