現代フランスの哲学者ポール・リクールが70年代初頭に展開したテクスト解釈学の成立過程を、諸概念の用法を綿密に分析しつつ再構成することによって、その隠れた構造を暴き、この解釈学がガダマーの解釈学と異なり、非歴史性の解釈学であることを主張する。
序論 本論 第一章 意味論と指示 第二章 出来事と意味 第三章 エクリチュール 第四章 解釈と解釈学 第五章 テクスト解釈学 第六章 解釈の歴史性 結論 文献表 あとがき
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