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| DNAの量 | 補正済み放射能(cpm) | |
|---|---|---|
| (μg/0.25ml) | 薬剤なし | 薬剤あり |
| 1 | 481 | 353 |
| 1.4 | 614 | 469 |
| 2 | 775 | 613 |
| 3 | 976 | 824 |
| 5 | 1249 | 1024 |
| 10 | 1528 | 1310 |
| 20 | 1750 | 1663 |
下記のように(図省略)、ナトリウムフェノキシド24gとジメチル硫酸26gを反応させたところ、 アニソール18gが得られた。このとき、この反応の収率は何パーセントとなるか計算せよ。但し、原 子量は以下の数値を用いよ。C=12,H=1,O=16,Na=23,S=32
pH7.3 の 20mM リン酸ナトリウム緩衝液を5リットル 調整するには、
この酵素はMichaelis-Menten 式に従って反応を触媒する。ある量の酵素を使って,阻害剤無しの場合
と10mMの阻害剤を加えた場合に反応速度を測定すると下記の表のようになった。
| 基質濃度(mM) | 反応速度(阻害剤無し)μmol/min | 反応速度(阻害剤有り)μmol/min |
|---|---|---|
| 1 | 2.5 | 1.17 |
| 2 | 4.0 | 2.1 |
| 5 | 6.3 | 4.0 |
| 10 | 7.6 | 5.7 |
| 20 | 9.0 | 7.2 |
5.右図に示すように、3種の DNA 断片(X cDNA fragment, EcoRI-PstI adaptor,
pGEX-2T vector DNA fragment) を T4 DNA ligase を用いて結合させ、
大腸菌でX cDNA 産物を発現するプラスミド pGEX-2TX を構築する。
X cDNA fragment (2413 base pairs) 500 ng を用いて他の2種の
DNA 断片と 1:1:1 の分子数比で 16℃,30 分間反応させ、その
50%が完全につながって pGEX-2TX となるようにするとき、T4 DNA ligase
の所要量 (units) を求めよ。ただし、T4 DNA ligase は
0.08 units (Weiss units) で、制限酵素HindIII(5'A↓AGCTT3')により
完全切断したλファージ(注) DNA 25μg を 16℃で 30分間に 50%
つなぐ活性を持つ。EcoRI-PstI adaptor は 5'AATTTGCA 3' の配列を持つ
1本鎖 DNA。DNA1塩基(ヌクレオチド)の分子量は 330 daltons とする。
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