生化学III
(Biochemistry III)
2年 必修 前期 2単位 山登一郎
【目標】生命科学及ぴ生物工学の領域の基礎としての生化学の初歩を講義する。
糖・アミノ酸などの生体物質化学や生体エネルギー論、さらには代謝の基礎を理解して貰いたい。
【教科書】ハーパー著「生化学」
【参考書】
【履修上の注意】酵素学,生化学I-II,生物分析化学を履修してほしい。教科書に
従うので、予習復習をしっかりして欲しい。シラバス参照。
【成績評価方法】最終試験の成績で評価する。
【授業計画】
- 生化学とは
[水と生体物質]
- pH
[若干の物理化学,緩衝液]
- アミノ酸
[化学構造,性質,など]
- 糖
[化学構造,性質,など]
- 脂質・(核酸)他
[化学構造,性質,など]
- タンパク質
[構造,機能,ミオグロビンとヘモグロビン,アロステリック効果など]
- 代謝I
[工ネルギー代謝,生体エネルギー論]
- 代謝II
[呼吸鎖,酸化的リン酸化,など]
- 代謝III
[解糖系,クエン酸回路,など]
- 代謝IV
[糖新生,ペントースリン酸経路,など]
- 代謝V
[脂肪酸の生合成と分解,不飽和脂肪酸など]
- 代謝VI
[複合脂質の生合成,脂質の輸送,コレステロール代謝など]
- ビタミン類
[水溶性ビタミン,脂溶性ビタミン,補酵素]
- その他の生体物質
[塩,緩衝液]
- システムとしての生体
[代謝の統合,システムバイオロジー]
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