安元加奈未准教授が令和7年度マリンバイオテクノロジー学会論文賞を受賞しました
このたび、薬学部薬学科 天然物化学研究室(安元研究室)の安元加奈未准教授が令和7年度マリンバイオテクノロジー学会論文賞を受賞しました。
本賞は、Springer Nature社が刊行する学術誌 “Marine Biotechnology” に発表された極めて優れた論文に対して授与されるものです。授賞式および受賞講演は、2026年5月30日(土)に東京海洋大学品川キャンパスで開催された「第26回マリンバイオテクノロジー学会大会」にて著者らを代表して安元加奈未准教授が受賞講演を行いました。
受賞対象となった研究は、沖縄県産の海綿(カイメン) Theonella 属から強力な抗リーシュマニア活性を示す「オンナミド類」の単離と、新規類縁体「オンナミドG」の構造決定、および顧みられない熱帯病(NTDs)である皮膚型リーシュマニア症に対する治療薬シーズとしての可能性を明らかにしたものです。
本研究は、琉球大学理学部、東京理科大学薬学部、宮崎大学農学部、北里大学海洋生命科学部、広島修道大学、北海道大学薬学部などによる共同研究チームによって達成されました。関係者の皆様に深く感謝いたしますとともに、今回の受賞を励みに、今後も天然物化学の力で顧みられない熱帯病治療薬の創薬に貢献できるよう研究を邁進してまいります。
| 賞名 | 令和7年度マリンバイオテクノロジー学会論文賞 |
|---|---|
| 受賞論文題名 | Onnamides and a Novel Analogue, Onnamide G, as Potent Leishmanicidal Agents |
| 受賞者 | 安元 加奈未(東京理科大薬、責任著者・受賞講演者) |
| 著者 | 城森 啓宏(琉球大理、筆頭著者・責任著者) 比嘉 菜々美(琉球大理) Trianda Ayuning Tyas(琉球大理) 松浦 菜月(東京理科大薬) 上田 雄大(東京理科大薬) 末武 歩(東京理科大薬) 宮崎 深(東京理科大薬) 渡邊 周一(東京理科大薬) 有薗 聖(宮崎大農) 林 康広(宮崎大農) 安元 剛(北里大海洋) 伊勢 優史(広島修道大) 脇本 敏幸(北海道大薬) 廣瀬 美奈(TTP・琉球大研究共創機構) 田中 淳一(琉球大理) |
| 掲載誌・巻号 | Marine Biotechnology, 27巻, 132 (2025年) 論文ページ(Springer Link) |
| 関連リンク | 東京理科大学 プレスリリース(2025年9月24日) |
岡田 茂 東京大学大学院農学生命科学研究科教授(マリンバイオテクノロジー学会会長、右)より賞状が授与されました
第26回マリンバイオテクノロジー学会大会における受賞講演の様子
東京理科大学 薬学部 安元研究室