OB・OGニュース

2016.10.31 当研究室を卒業した石川七恵さんが建設通信新聞に掲載されました。


研究室では、粉体材料の物理的特徴がセメントペーストの変形性に与える影響を研究していた石川七恵さんです。
2016年3月に卒業された当研究室の5期生で、研究室では根気のいる実験をグループメンバーと協力しながらひたむきに実施していました。
現在では博士後期課程学生の研究ベースの考え方の一つとされており、後輩達も石川さんに影響され精力的に研究に励んでいます。
                   建設通信新聞 2016年10月5日(水曜日)

        石川さんから後輩のみなさんへのメッセージ
 施工管理の業務は、日々Q(品質)・C(原価)・D(工程)・S(安全)・E(環境)の5つについて考えながら現場を進めていくことです。現場業務には、多くの経験が必要とされます。 先輩社員や、職人さん方とコミュニケーションをとることで、自分自身の知識を蓄えていこうとしています。
 現在、私は躯体工事のコンクリート担当として、施工計画を作成しています。研究室での研究内容は、実施工時の品質管理で活かされています。研究内容だけでなく、教授陣からの、様々な指摘に対応していく力や、研究室の仲間と協力し合って研究を進めていった経験は、現場で困難な課題に向き合う際、自分の力になっています。
 社会人になり、コンクリート工学研究室で学生時代最後を過ごせてよかったと思っています。コンクリート工学研究室で経験できることは、どんなことでも、必ず自分の力となるので、臆することなく挑戦してみてください。
                                                              2016年3月卒業生 石川七恵




2015.5.14 当研究室を卒業した宇野孝英さんが東京メトロのポスターに起用されました。


研究室では、海水中に含まれるイオンがコンクリートの塩化物イオン浸透性に及ぼす影響を研究していた宇野孝英さんです。
2012年3月に卒業された当研究室の1期生で、膨大な数のサンプルの分析をひたむきに実施していました。
今では研究室内の重要な1つのテーマとなっており、後輩達も宇野さんのひたむきさに影響され精力的に研究に励んでいます。

          
         宇野さんから後輩のみなさんへのメッセージ
 現場事務所の業務は、駅の改良工事の安全・品質管理および工事調整です。工事管理においては、構造や土質・コンクリートなどいろいろな土木の知識・経験が必要とされます。土木業務の経験が少ない私でも、コンクリート工学研究室で学んだコンクリートの特性は品質管理につながっていると感じています。

 業務と研究室での研究内容は常に直結するわけではありませんが、コンクリート工学研究室で過ごしたことは現在の業務に生かされています。1つの研究テーマに対して結果を得ることが難しいと感じることもあるかと思いますが、教授陣がいろいろな視点からアドバイス・サポートしてくれるので、探究していくことの楽しさに気付くことができます。
 また、お互い協力しながら実験を行うので仲間の大切さを感じますし、よき仲間を得ることができるかと思います。

 学生時代は大変だと感じていたこともありましたが、社会に出てからはコンクリート工学研究室を選んでよかったと思っています。研究室で過ごしたことが楽しかった思い出であり、よい経験でした。ぜひ、コンクリート工学研究室で学生時代を過ごしていただきたいです。

                                                              2012年3月卒業生 宇野孝英