東京理科大学 理学部第一部化学科 助教

mail	k-isodars.tus.ac.jp
研究室URL	http://www.rs.kagu.tus.ac.jp/tadokoro/
研究キーワード	π共役分子 クラウンエーテル 自己組織化 電子-イオン混合伝導体 界面化学

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研究の概要・研究テーマ

　クラウンエーテル(CE)とπ共役分子からなる電子-イオン混合伝導体の構築と高速イオン伝導材料の開発を目的とする。本研究の分子は、イオン伝導部位のCEと電子輸送部位の電子アクセプター性のπ共役分子から構成される。この分子はCE部位とπ共役部位がそれぞれ積層することで、イオンおよび電子輸送チャネルが共存する電子ーイオン伝導体の構築が期待される。これらの材料を構築することで、電子と金属イオンの輸送挙動と相互の影響について研究を行う。

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「イオンおよび電子伝導型π共役分子の創製と伝導機構の解明」

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「N-heteroacene骨格を有する液晶材料の構築とその集合構造」

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「電子ドナーを連結したTANC誘導体の合成とその性質」

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研究業績

「1」

"Synthesis and Characterization of Electron-accepting Nonsubstituted Tetraazaacene Derivatives"
K. Isoda and M. Tadokoro et al.
Chem. Lett., 2012, 41, 937.

「2」

"Spin Enhancement by Grinding of Cu-TANC Coordination Polymer Crystals Showingd-p Interactions"
M. Tadokoro and K. Isoda et al.
ChemPhysChem, 2011, 12, 2561.

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