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紙野 圭KEI KAMINO

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(独)製品評価技術基盤機構 研究専門官

 mail  kamino-keinite.go.jp
 研究室URL  
 研究キーワード 生物接着
生体分子材料
蛋白質・ペプチド性材料
自己集合
水中接着

研究の概要・研究テーマ

 多くの生物が様々な場所にくっついています。空気中はもちろん水中から乾燥した場所、汚れた表面、強い日のあたる場所と、それぞれの生きる環境でくっつくための分子システムをそれぞれに獲得しています。それら生体分子材料には進化の過程で官能基から分子、分子集合体、ミクロ、メゾ、マクロの様々な階層に構造・化学・物性に関する機構が降り積もっています。まさに化学、物理、生物の入り組んだ“遊び場”です。そして、そこにある機構は医用接着剤開発を始め、工場での物作りをまったく変えてしまうかもしれないポテンシャルを秘めています。私達は生物の接着をあらゆる角度から解読して、新しい分子・システムを作ることを目指しています。

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「生体分子材料からの新規分子創成」

 様々な生物が進化させた水中接着に関する分子システムなどの化学構造や微細構造、物性などを基にして、自己集合/界面結合性分子システムあるいは水中接着分子を創成するための研究


「生物接着における錯体化学」

 生物接着の分子システムにおける錯体の寄与を探索し、それを分子創成に反映させるための研究


「分子連関相乗プラットホーム分子の創成」

 異なる機能性分子あるいは超分子を連関/相乗させるための分子デザインを探るための研究。


研究業績

「1」

Kamino, K., Mini-review: Barnacle adhesion and the adhesive. Biofouling, in press

「2」

Kamino K, Nakano M, Kanai S. Significance of the conformation of building blocks in curing of barnacle underwater adhesive. FEBS J. (2012) 279, 1750-1760

「3」

Kamino, K., Diversified molecular design in the biological underwater adhesives, In Structural interfaces and attachments in biology, Springer-Verlag, New York, (2012) p175-199


バナースペース

東京理科大学
分子連関相乗系研究部門

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