■ 多結晶によるX線回折〜Powder Method〜
・結果
X線の回折線をポラロイドフィルムに記録して、右のような結果が得られた。
肉眼では6個の輪が確認できた。
・解析方法
様々な結晶格子から生じるDebye−ringをシミュレートするJavaAppletを製作し、
それをこの写真と重ねる事で最も一致する結晶格子およびその格子定数を求めた。
アプレット製作:共同実験者 小泉修君(1201039)
『debye-scherrerアプレット』
アプレットによるフィッティングを行った結果。この試料はダイヤモンド型結晶格子で格子定数が548[pm]
近辺である事が分かった。これに一致する結晶を調べた結果「Si02(二酸化ケイ素)」が該当することが分かった。
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