実験装置の説明-磁化システム-


 

     ___:GP-IB
     ___:信号(電流源からの電流も含む)
     ___:冷却水
 

〔VSM磁化システム図〕


                        

[5]ロックインアンプ
検出コイルに生じる誘導起電力を測定しています。誘導起電力が磁化値となるのでこのロックインアンプで磁化値を読んでいることになります。Reference信号は振動装置からとっています。

[9]電流源(加振器)
[10]の加振器に10[A]の電流を流しています。右側のVOLTAGEつまみを赤いランプがつくまでしっかりと回して下さい。

[10]加振器
サンプル棒の振動の振幅を操作します。振動電源を入れると、0.50の振幅になるように調節してあるので調節つまみは動かさないで下さい。

[14]振動装置
サンプル棒を振動させます。
上のサンプル棒固定部分でしっかり固定してください。

[15]サンプル棒
下先には測定したい試料が取り付けられます。(ネジ式)上には振動装置にセットする時に必要な穴と磁場方向の矢印があります。印のついた穴で固定すると、矢印方向の磁場がかかります。もう一方の穴で固定すると、90度違う方向に磁場がかかります。
測定前にサンプル棒の上を見て、試料のどの方向に磁場がかかるかを確認するのが良いです。

[16]分流器
振動装置と電磁石に水を分配している。ある程度水が流れていないと、[9]の加振器用電源に信号が出ません。分流器横の水量計の矢印まで水を流してください。

[17]VSM用水道
右上の水道から分流器へ水を流してください。

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