波長約 30 [mm]の長さの感覚が持てる電磁波である[マイクロ波]を用いて、制限された空間における電磁波の伝搬に関する基本的性質を以下の実験①〜実験③を通して学ぶ.
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具体的な実験は、LETUSLearning Environment for TUS)上に、{ (i)事前学習における原理の理解を支援し、(ii) 当日の実験における装置の扱い&実験手順を示す} メディアリッチなマテリアルを配置した学習環境が準備してあるので、それを用いて行うこと。

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実験① 二枚の平行に置かれた導体板間の空間(チャンネル)を伝播する電磁波の分散関係が、自由空間の非分散型のω=cKからどのようにModifyされるかを、波長の伸びの導体間距離依存性を測定し、定量的に考察する
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実験② さらに①で考察した「制限された空間における電磁波の伝搬」に関して、X-バンド(波長30 [mm])汎用の導波管を用いてその波長と振動数を独立に高い精度で測定しTE(1,0)モードが実現していることを確かめ、理解を深める。
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実験③ 電磁波の偏光を①で用いたchannelを利用し自在にコントロールし、偏光度をchannel通過後のマイクロ波強度の方位角依存性から測定し、考察する。
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