
小動物インビボイメージング研究会
現在、多くの大学、研究機関、企業において、人間や小動物の癌などの病巣や薬物動態の可視化などを目的に、PETやSPECTなどのイメージング装置を用いたインビボイメージングが盛んに行われています。人間と小動物とでは代謝やその速度等が異なる場合があり、また、臨床用装置に比べ、小動物用のイメージング装置には、高い空間分解能や被検物が小さいという違いがあります。そのため小動物用のイメージング装置には、小動物特有のノウハウが 必要になる場合があります。そこで,小動物用 PET・SPECT でインビボイメージングを行う際のノウハウや、開発状況、さらに、技術課題などの共有するとともに、これから開発を加速させるための方策や共同研究体制について議論するために、本研究会を設立しました。今年の第19回のインビボイメージング研究会は東京理科大学野田キャンパスにおいて開催致します。興味を持たれる多くの方にご参加頂き、活発な議論を行いたいと考えております。奮ってご参加下さい。
申し込みのご案内
# 一般講演は、1講演につき15分程度を予定しております。
## 講演申し込み件数に応じて時間は変更する可能性があります。
研究会プログラム
招待講演
・講師:昆俊亮 氏(東京理科大学 生命医科学研究所)・講演題名「がん細胞が産生した際の生体内反応を観察するマウスモデルの作出と解析」
・講師:吉井幸恵 氏(リンクメッド株式会社)
・講演題名「64Cuを用いたイメージング研究」
・講師:井村亮太 氏(JFEエンジニアリング株式会社、東京大学アイソトープ総合センター)
・講演題名「ジルコニウム-89を用いた小動物イメージング研究」
施設見学会について
東京理科大学の生命医科学研究所(https://www.ribs.tus.ac.jp/access/)のRI施設の見学会を予定しております。施設見学会は各回8名程度を考えております。上記のGoogleフォームからお申し込みをお願い致します。
なお、お申込受付は先着順とし、定員になり次第、締め切らせて頂きます。
1回目:10時~10時30分
2回目:10時40分~11時10分
3回目:11時20分~11時50分
# 本学には東大IPMUにて開発を進めている小動物用SPECTおよび、iMAGINE-X社製の小動物用高感度イメージャー(XCam-CdTe)を設置しております。
交流会のお知らせ
研究会後の交流会ですが、東武線柏駅界隈での開催を予定しております。参加費は、5000円程度になる予定です。世話人からのお知らせ
研究会の開催曜日が、土曜日のため大学の食堂は閉まっております。ご不便を おかけ致しますが、来校前に済まされるかコンビニなどでご購入ください。コ ンビニは、最寄りの駅(東武野田線運河駅付近にファミリーマート)付近に2店 舗あります。第19回研究会世話人
*研究会世話人:幸村孝由(東京理科大学)、武田伸一郎(東大IPMU)*世話人連絡先:tkohmura_at_rs.tus.ac.jp, shinichiro.takeda_at_ipmu.jp (_at_ を@に変えてください。)