ポスドク・大学院生を募集中です

 自己免疫やアレルギーの発症機構に興味のある方を募集しています。

 当研究室ではこれまでに自己免疫疾患の中でも最も患者数の多い関節リウマチに対するマウスモデルを開発し、発症機構を解析してきました.このために、解析ツールとしてIL-1 やIL-17などのサイトカイン欠損マウスやDcir、Dectin-1, Dectin-2などのC型レクチン欠損マウスなど100系統以上の遺伝子欠損マウスを作製し、自己免疫やアレルギー、骨破壊のメカニズムを解析しています。ことに、我々が最初に遺伝子欠損マウスを作製して自己免疫やアレルギー応答に於ける重要性を明らかにしたIL-17、および感染防御や自己免疫に於いて重要な役割を果たしているC型レクチンファミリー遺伝子の機能解析に重点を置いています。
 最近は、これらの分子が腸管免疫に於いて重要な役割を果たしている事を見いだした事から,食物を介した免疫制御についても興味をもって研究を進めています。この他、非常に興味深い表現型を示す遺伝子欠損マウスが複数存在します。これらのマウスを用いて、自己免疫の発症機構、腸管免疫を介したアレルギー・感染症の制御,骨破壊のメカニズム、などについて研究したい方を募集します。興味のある方は是非御連絡下さい。