研究設備

 木村研究室が所有している実験機器・装置を紹介します。

実験台

各自一区画の実験スペースが与えられます。

電子天秤

シリンジポンプ(YSP-101/YMC)

真空マニホールド/真空ポンプ

空気中で取り扱うことのできない試薬を不活性ガス(アルゴンガス)雰囲気下で取り扱うための設備です。各実験台に備え付けられています。

パーソナル有機合成装置(PPM-5512/EYELA)

複数の反応を効率的に実行できる並列式の有機合成装置です。反応温度や撹拌速度を個別にデジタルで自在に調節できます。オイルバスや冷却管は不要です。

極低温反応機 UCリアクター(UCR-150N-S/テクノシグマ)

低温反応を行う時に使用します。

ロータリーエバポレーター(6台)

溶液から溶媒を留去するための装置です。冷却器,モーター,トラップ球,溶媒溜め,真空ポンプ,恒温槽で構成されています。減圧度を自動で調整する真空コントローラーも付いています。

ドラフトチャンバー(3台)

有害な物質を取り扱う際に使用する排気設備です。危険な試薬や悪臭を放つ試薬は,ドラフト内で取り扱います。

中圧分取液体クロマトグラフ装置(EPCLC-AI-580S/山善株式会社)

使い捨てのシリカゲルカラムを取り付けてTLCのRf値を入力するだけで,無人運転で反応混合物中の目的成分を効率よく精製・単離できる装置です。オートミキサー,UV検出器,蒸発光散乱検出器(ELSD-100X)及びオートフラクションコレクターで構成されています。

リサイクル分取HPLC(LC-9210 II NEXT/日本分析工業株式会社)

ポリスチレンゲルカラム(JAIGEL-1HH/JAIGEL-2HH)を装備したUV検出器(可変 4 ch),示差屈折計及びリサイクル機能付きの分取用HPLCシステムです。同一カラム内を再循環させることで,少ない溶媒消費量で試料中の目的成分を高純度で精製・単離できます。

クーゲルロール蒸留装置(SHIBATA)

少量スケール用の蒸留装置です。ガラスの球形容器に蒸留する化合物を入れ加熱すると,次のガラスの球に目的成分が移動します。減圧蒸留もできます。

融点測定装置 Optimelt(MPA100/Stanford Research Systems)

FT–IR(Frontier FT IR, ATR付/PerkinElmer)

旋光計(DIP-1000/JASCO)

分析用HPLC(JASCO)

キラルカラムを取り付けて光学純度を調べます。

THF供給システム

Gaussian/ワークステーション (HPC3000-XSL108TS-Silent, HPC2000-CAL104TA)