Maruta Lab.

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研究室について

配属を希望する学生のためのQ&A

無線通信におけるディジタル信号処理を基盤とし、電波干渉の克服や通信技術の他領域への応用を目指した研究に取り組みます。 2022年4月に発足した新しい研究室です。新たな発想に基づく面白い研究をやっていきたいと思います。
キーワード:周波数共用/アンテナ信号処理/MIMO/OFDM/チャネル推定/ミリ波/光カメラ通信(OCC)/水中音響通信
学生の自主性を重んじます。一通りの基礎を身につけてもらったら、自身の力でゴールに向けて取り組んでもらうことを基本的な方針として考えています。
ただしこれは完全に放置、ということではありません。研究の過程の中で、自身の力で考え、学生や教員との相談や議論を通して新たなアイデアを創出したり、 解決策を見出しながら、道筋を立てて目標に向けて着実に到達するということを意味します。
何よりも通信に興味のある方をお待ちしています。研究室での生活を通して、通信に関する技術・実力を身につけ、社会人・技術者としてのキャリアをスタートさせて欲しいと思います。
その他、「できない」「わからない」ことにも粘り強く取り組む気持ちのある人、研究活動(学会発表、論文執筆)、研究室での生活を楽しんで過ごしてくれる人だとなお良いです。
学業、遊び、就活、その他様々なことに全力で取り組めば、自ずと忙しくなります。特に学業においては、取り組んだ時間の分成長します。 この時期は社会人になるための準備期間だと思っています。どのようなキャリアパスを進みたいか、しっかりと考えて行動・生活して欲しいと思います。
必要ですが、苦手でも問題ありません。専門書や論文はだいたいが英語で書かれていますし、国際会議にて英語で発表することもあります。 これだけ聞くと、不安になってしまうかもしれませんが、じっくり取り組み、発表も事前にしっかりと練習すれば大丈夫です。 最近は様々なツールも整ってきているので、それらも活用しながら学んでいけます。 2024年度からは国際共同プロジェクトも開始しますので、積極的な参加を期待します。
デスクトップPCを一人一台支給します。その他、必要に応じて実験機材などを揃えます。
実験機器としては、信号発生器、スペクトルアナライザ、オシロスコープなど、基本的な通信の実験を行うことができる環境が整っています。 また、当面は研究室の新規立ち上げ中ということで机、椅子など新調していく予定です。コーヒーメーカーあります。
進学を推奨します。学部卒での就職を妨げることはありません。せっかくここまで学んできたのですから、大学院までを含めてしっかりと 専門分野に関する知識、応用力を身につけた上で、それを活用できる職に就いて欲しいと考えています。
博士課程を経てのアカデミックへの道ももちろん歓迎します!
一定の期間、就活中心の生活になることはやむを得ないと思います。丸田も企業出身なので、サポート可能です(コネはありません)。 ただし、他の機関との共同研究プロジェクトなどもあるため、時間をうまく作って可能な限り進めて欲しいと思います。
また、違う分野へ就職するからといって研究をしなくて良い、というわけではありません。 研究の一連のプロセスは、技術者・社会人として身に着けるべきスキルを修得するための訓練でもあります。 忙しくなりますが、スケジュール管理も含めて社会人になるための準備期間として考えましょう。

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