2026年10月10日,髙松利寛准教授がResearch Studio GET Program 2026の選考ピッチに登壇し,UCSDコースに採択されました。 今回の選考では,6組の参加チームの中から2組が選出されました。
本プログラムでは,米国のカリフォルニア大学サンディエゴ校(UC San Diego)を訪問し,現地の研究者,医療関係者,企業の方々との交流を予定しています。米国における医療機器開発や事業展開について学ぶとともに,新たな連携に向けたネットワークの構築を目指します。
これまで研究や事業化に関するご支援・助言をいただいた皆さまに,心より感謝申し上げます。
今回の採択を契機に,研究成果を医療現場で価値のある技術として届けられるよう,臨床応用と社会実装に向けた取り組みをさらに進めてまいります。
UCSDコース採択チームの写真(UCSDのDennis先生と)
2026年8月21日,松山で開催された第68回日本平滑筋学会総会において,髙松利寛准教授が「近赤外ハイパースペクトラルイメージングと機械学習を組み合わせた腸管神経叢の非染色可視化」 の演題で発表し,学会演題賞(Young Investigator Award)を受賞しました。
本研究では,近赤外ハイパースペクトラルイメージング(NIR-HSI)と機械学習を組み合わせることで,通常は染色しなければ確認することが難しい腸管神経叢を,非染色で可視化する技術の開発に取り組んでいます。
これまで進めてきた近赤外分光イメージングの研究を,消化管の機能・病態評価へと展開した成果として評価されました。共同研究者の皆さま,日頃から研究を支えてくださっている皆さまに深く感謝申し上げます。
今回の受賞を励みに,臨床応用につながる技術として発展させられるよう,さらに研究を進めていきます。
第68回日本平滑筋学会総会での研究発表
学会演題賞(Young Investigator Award)の賞状
受賞記念写真
2026年7月25日に開催された第10回茨城テックプラングランプリにおいて,髙松利寛准教授が登壇し,「見えない深部を可視化する次世代内視鏡システム」 をテーマに,研究成果と事業化構想を発表しました。
その結果,技術の独創性や医療現場への応用可能性,事業化への将来性が評価され,三和ニードルベアリング賞および興和賞の2つの企業賞を受賞しました。
本技術は,近赤外分光イメージングとAIを活用し,手術中に肉眼では確認できない深部の血管や神経などの重要組織を可視化することで,外科医の意思決定を支援する次世代内視鏡システムです。より安全な手術の実現と合併症の低減を目指して研究開発を進めています。
今後も,企業や医療機関との連携を深めながら,研究成果の社会実装を推進し,医療現場で実際に活用される医療機器の実現に取り組んでまいります。
第10回茨城テックプラングランプリでの受賞の様子
一般社団法人LINK-Jのインタビュー・コラムに,髙松利寛准教授のインタビュー記事が掲載されました。
記事では,近赤外ハイパースペクトラルイメージングを活用した腹腔鏡手術支援技術の開発,医療現場との連携,臨床実装と事業化に向けた展望について紹介されています。
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ギリシャ(アテネ)で開催された34th International Congress of the European Association for Endoscopic Surgery(EAES 2026)に参加し,近赤外イメージング内視鏡に関する研究成果を発表しました。
6月23日の「Amazing Technologies」セッションでは,岡本先生が “Development of a Laparoscopic Real-Time NIR Hyperspectral Imaging for Deep Structure Navigation”(T. Takamatsu, Y. Echigo, M. Ogata, N. Okamoto, H. Takemura)について発表しました。
また,e-posterでは東京理科大学 創域理工学研究科 機械航空宇宙工学専攻 M2の緒方誠浩君が “In vivo organ classification using a near-infrared multispectral imaging laparoscope with high-power LEDs”(M. Ogata, Y. Echigo, S. Hayashi, N. Okamoto, T. Takamatsu, H. Takemura)について発表しました。6月25日にはSocial eventにも参加し,海外の医師や企業の方,研究者との交流を深めました。
岡本先生による口頭発表(Amazing Technologies)
緒方誠浩君によるe-poster発表
Social eventにて
2026年6月13日,日本橋ライフサイエンスハブで開催された「Research Studio GET Program 2026 TPPコース成果発表会/BPコース参加者選考会」において,髙松利寛准教授がBusiness Planning(BP)コースに採択されました。
本選考会では,近赤外ハイパースペクトラルイメージングを活用した手術ナビゲーション技術の事業化構想について発表しました。会場では,医療機器開発や事業開発などの専門家から,医療ニーズ,競争優位性,知財・規制対応などに関する質問や助言が寄せられました。9件のBPコース選考ピッチが行われ,審査の結果,6チームが採択されました。
BPコースでは,価値提案・ビジネスモデル,市場分析・保険償還,資金調達などについて学びながら,事業計画を具体化します。選考会で得られた助言を活かし,開発戦略や資金計画,連携体制を検討し,研究成果の医療現場への社会実装に向けた取り組みを進めてまいります。
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採択証授与の様子
Research Studio GET Program 2026 BPコース採択証
日本分光学会 2026年度年次講演会に参加しました。6月10日には,東京理科大学 創域理工学研究科 機械航空宇宙工学専攻 M1の越後優一君が,近赤外分光イメージング内視鏡に関する研究成果を発表しました。
学会後には,福井リハビリテーション病院の久津見先生,東京科学大学の沖野先生と懇親会を行い,今後の研究展開や医療応用について意見交換しました。
越後優一君による研究発表
久津見先生,沖野先生との懇親会
2026年4月25日,日本橋ライフサイエンスハブで開催された「Research Studio GET Program 2026 TPPコース参加者選考会」において,髙松利寛准教授がTPP(Target Product Profile)コースに採択されました。 選考会では医療系の研究シーズを有する13チームがピッチ発表を行い,8チームが採択されました。
TPPコースでは,目指す製品の用途や性能などを整理するTarget Product Profileの作成を通じて,開発計画を具体化します。医療現場のニーズや競合技術を整理し,薬事・臨床開発・事業化を見据えた検討に取り組みます。
本コースで得られる知見や専門家からの助言を活かし,近赤外ハイパースペクトラルイメージングを活用した手術ナビゲーション技術の開発計画を磨き,医療現場での実用化に向けた研究開発を進めてまいります。
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TPPコース選考会にて
2026年4月1日,髙松利寛が東京理科大学 創域情報学部 情報理工学科の准教授として着任しました。
当研究室では,センシング,ロボティクス,情報科学を統合し,医療現場の課題解決に貢献する次世代医療機器の研究開発に取り組みます。近赤外ハイパースペクトラルイメージング内視鏡,大腸自動挿入内視鏡,注射プラズマプローブなどを通じて,より低侵襲で安全な診断・治療・手術支援の実現を目指します。
学生とともに研究活動を進め,医療機関や企業との連携を通じて,研究成果の臨床応用と社会実装に取り組んでまいります。今後とも,どうぞよろしくお願いいたします。