3 実験1の解析 この実験におけるrとVの関係
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電極棒Aからの距離r(>0)と各位置での電位のグラフです。
Vはrに反比例しているように見えますが、これだけでは確かなことはわかりません。
軸のスケールを変えて見てみる必要がありそうです。
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両対数グラフで書く
Vがrのべき乗で表されることを想定して、両対数グラフを書いてみました。
もし、この実験系が一つの点電荷を扱っているのならば両対数グラフでの傾きはきれいに−1となり、V∝1/rが言えるはずです。
しかし、その想定は違っているように見えます。別のスケールで再度グラフを取り直してみましょう。
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片対数グラフで書く
次に、縦軸を線形に戻した片対数グラフを書いてみました。
今度はある一定の傾きをもった直線がきれいに描けている様子が見られます。
どうやらこの実験系において、電位Vはlogrに従っているようです。
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疑問
「この実験において、なぜ電位差は1/rではなくてlogrに従ったのだろうか?」
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