東京理科大学創域理工学部先端物理学科の紹介
理念・目的・教育目標
1967年の理工学部設置と同時に設置された本学科の理念は、「教育・研究を通じて事物の本質を理解し、 自分自身の力でさらなる真理追究や応用研究を行える人物を育成すること」であり、基礎物理学から応用物理学 にわたる幅広い分野を含んだ学科構成となっています。
研究分野・対象
理論物理は、宇宙、原子核の構造、反応および原子核と素粒子の境界領域、物性理論(磁性、高温超伝導等、固体電子論)など。 実験物理は、宇宙、原子核、素粒子、有機半導体、表面物性、磁性、超伝導、レーザー、バイオミメティクスの研究など。 各研究室の研究内容は,こちらで紹介しています。学科の特徴
野田キャンパスにはレーザー実験棟や超伝導実験棟を備えた大型の研究施設、実験施設が整っており、筑波研究学園都市にある 国の研究機関との共同研究も活発です。物理学実験では大学院生をアシスタントとして起用し、きめ細かな指導を行います。 特別講義では最先端の物理学の話題を聴くこともできます。学びの特徴
本学科は、理工学部の物理系学科という位置づけから、純粋物理学から応用物理学にわたる幅広い分野を含んだ構成となっています。そ れは大別すると、理論物理学と実験物理学に分けられます。特に現在発展しつつある分野を含めて、他の学問分野との境界領域を研究するグループもあります。 本学科では、特に実験に力を注いで基礎とその応用力が身につく教育効果を狙っています。また、他学科との関連も密にしています。 急変する科学技術の環境にあっても自主的に研究開発の場で活躍できる実力ある研究者を育成するため、物理学の基礎知識、物理的なものの考え方、 それぞれの学習に十分な力を注いでいます。創域理工学研究科先端物理学専攻の紹介
物理学は、学際領域を取り込んでどんどん発展していきます。そして科学・技術の基礎をつくるのがこの分野の研究です。本専攻では「原子核・素粒子・宇宙」の分野の理論・実験から「磁性・超伝導・半導体・固体表面」など物性物理の分野の理論・実験、 および「量子エレクトロニクス・非線形光学・バイオフォトニクス」などの応用物理の分野にわたって研究・教育を行っています。 各研究室の研究内容は,こちらで紹介しています。
また、連携大学院方式を導入して、多くの国立の研究所と手を組み、研究領域を拡大しています。