東京理科大学理工学部物理学科




物理学科主任のご挨拶

  • 物理学科主任須田亮



令和の時代の幕開けとほぼ時を同じくして、東京理科大学は創立140周年を迎えます。明治維新のわずか10数年後、先達らは「理学の普及を以て国運発展の基礎とする」という建学の精神のもと理学の普及に取り組み、その後の日本の近代化と発展に大きな貢献を果たしました。自然科学の深い理解と科学技術の発展が人類の進歩の礎となることが、現代を生きる我々に連綿と受け継がれています。
1967年に設立された理工学部は広大で緑豊かなキャンパスにあり、研究活動に適した環境が整えられています。物理学科では、素粒子・原子核、宇宙、物性、光などに関する最先端の研究テーマを扱いつつ、その基礎となる知識や技術の習得が重要であると考え、力学、電磁気学、熱力学、量子力学、統計力学を基礎科目として質の高い教育を行っています。とりわけ実験と演習には力を注ぎ、問題分析力と解決能力を養うように取り組んでいます。
社会の多様化が進む中では専門分野に留まらず、さまざまな分野の人たちと協力できる能力を育成することも重要です。物理の専門知識を深めることはもちろん、関連分野にも精通することを目指します。大学院に進学し、将来、独立した研究者として研究を続けることを希望する学生には、研究者として大きく伸びる下地を養うように指導しています。

2019年10月1日 理工学部物理学科主任 須田 亮