市民が選んだ国会議員が立法するわけですから、市民は法を遵守する義務があります。 しかし、不合理なルールも存在します。原理的には、それを正すには、フィードバック として市民が国会議員を選び直す手があります。でもそれはなかなか機能していません。 本当はその様なフィードバックを行政の中でも取り入れたシステムが必要なのでしょう。 時代に対応して状況は変わりますから、時代に即して解釈を変えるという手法もあります。 司法ではこのようなストラテジーで法と実際のギャップを埋めています。それには 明らかに限界があります。行政も同様な手法を取り入れて、フェードバックのできない点を 補おうとしていると思います。でも、フィードバックや解釈という手法ですら 現在の行政にその能力を望めるのでしょうか・・・・?やはり私達各人がしっかり自立して いなければならないのだと思います。