幸村研究室の学生は、研究室のメンバーが全員集まる毎週の進捗発表に加えて、幸村と内田と断続的にローカルに 話をして、アドバイスを受けたり、相談をしながら研究を進めています。研究は、教員と学生がともに考え、 時には悩みながら、協力し合い進めていくことが重要と考えています。
4年生は、4月の配属後3-4ヶ月の間、研究活動の基礎知識や基礎的な技術(Linuxの使い方やプログラムの基礎知識も含め)の 習得を目的として、研究室で行なっている天体のデータ解析、宇宙望遠鏡に搭載するX線検出器を用いた実験に従事します。 7月には研究テーマの希望調査を行なった上で、幸村と内田と相談の上、研究テーマを決めます。 大学院生は、4年生の時から従事している天体の観測的研究、または、宇宙望遠鏡搭載を目的としたX線検出器の基礎開発 のいずれかの研究テーマを、さらに発展させた研究活動を行なっています。
研究テーマのうち、特にX線検出器の開発に関しては、大阪大学、京都大学、 宮崎大学、東京大学、JAXA,理化学研究所,KEK、浜松ホトニクス、ラピスセ ミコンダクタといった国内の大学研究機関、企業と共同研究を行なっています。 また、MIT、CMOS sensor、XCAM Ltdといった海外の大学、企業とも共同研究を 行なっています。幸村研究室の学生は、これらの大学、研究機関との共同研究 にも従事しています。
1週間の予定と、年間のおおよその予定は以下の通りです。

2023年度の予定

前期(4月-8月)週間予定

火曜2限 4年生輪読ゼミ「Astrophyics Processes」
水曜2限 大学院生輪読ゼミ「Radiation Detection and Measurement」
水曜3限 研究室の研究進捗発表
木曜3限 Newpaper report(最新のものも含め研究に関する論文を紹介する)

後期(9月-3月)週間予定

火曜2限 4年生輪読ゼミ「Astrophyics Processes」
水曜2限 大学院生輪読ゼミ「Radiation Detection and Measurement」
水曜3限 研究室の研究進捗発表
木曜3限 Newpaper report(最新のものも含め研究に関する論文を紹介する)

年間予定(コロナ前の通常時)

以下の予定以外に、大学院生は大学院在学中に国際学会で1-2回研究発表を行なっています。 また、KEK、放射線医学総合研究所、国立天文台、JAXA、J-PARC、SPring8など国内の研究機関で研究を行なっています。
4月 研究室配属 / 新入生歓迎会 / 研究開始
6月 秋の学会の講演申し込み(主に大学院生)
7月 研究テーマの決定 
8月 研究室合宿(立教大学、理化学研究所と合同で、各自が行なっている研究発表を行う)/ 「天文・天体物理若手夏の学校」での研究発表(大学院生)
9月 日本物理学会 / 日本天文学会 / 応用物理学会で研究発表(主に大学院生)
12月 春の学会の講演申し込み / 忘年会
1月 宇宙科学シンポジウム / 放射光学会で研究発表(大学院生)
2月 修士論文発表会(大学院生)
3月 日本物理学会 / 日本天文学会 / 応用物理学会で研究発表(主に大学院生)/ 卒業研究発表会

幸村研究室での過ごし方

近日中に公開予定。