2005年度から新しい型のTAが導入され、学習ペースメーカー、 理解の深化のためassignmentを活用することにしました。

2007年度、
電磁気学TAの二人
TA2007



2007assign進め方

2007年度は

(1)講義の進行状況に合わせ教科書(Introduction to Electrodynamicsの第3版)の中の問題からassignmentを講義担当者が適時(前期および後期にそれぞれ5回程度(計10回程度))出します。(assignmentを課す最適なタイミングが講義の進行状況によりますので、予めassignmentの日程を学生にアナウンスできません


(2)毎回のassignmentでは問題を2問出します。
assignment
の提出は、TAによる効率的なマーキングのために、以下のassignment課題提出用紙(PDF版 or word版)を用いて、問題1および問題2ごとに別の解答を作成し、以下の写真に示した2つの回収BOX、「assignment回収BOX-問題1」と「assignment回収BOX-問題2」に別々に提出してください。

200704131614000200704131614001

これは出来るだけ早く、マーキングした答案をみなさんに返却するために必要なことなので、多少煩雑さを感じるかもしれませんが、協力をお願い致します。  
      
assignment課題提出用紙のダウンロード

(3)課題提出は6日後を締め切りとします。上記の「
assignment回収BOX」が、次回講義日の前日(前期は月曜日/後期は火曜日)の午前9時〜午後4時30分の間、7F物理事務室前に置かれますので、遅れないよう提出してください。


(4)答案を提出する際に、各自で答案のCopyを取り、翌日の講義に持参してください。
翌日の講義時に出題したassignmentの問題の解説をします。


(5)TAがマーキングした答案を、翌週に7F事務室の前に一括返却後、『Assignmentの結果ヒストグラム表示』とマーキングしたTAによる『答案講評』を電磁気学連絡用web掲示板に載せます。


(6)さらに、assignmentの問題についての質問の窓口として、7F事務室の前に一括返却した週に限り、TAが指定された教室で待機することを考えています:(金曜日 夜間3-4時限(17:50-19:20) 1138 教室)


(7)2006年度のTAによる採点時の経験から、
assignment課題の解答を作成する際の書き方心得を以下にまとめてもらいましたので、良く読んで、より望ましい解答を作成できるよう頑張ってみてください。

★Assignment書き方心得
Pasted Graphic
(2005-2006年度TA 穐本氏よる)

(1) 問題は良く読む
・もちろん出題の意図とは異なる別解もありですが,その場合はより丁寧に書きましょう。

(2) 読み手(採点者)に伝わるように書く
・数式の羅列だけで日本語(英語)の無い解答は,どこが論理のスタートでゴールなのか分かりません。
・何が前提であり,どこまでが数学であり,どこに物理があるのか,日本語(あるいは英語)で補いながら,はっきり書いて下さい。
・適当な日本語を書けば良いという訳ではなく,相手に自分の考えを伝えるような書き方をしてください。
・説明に関して丁寧過ぎるということはありません。
・数式,日本語,英語問わず字は丁寧に。上手い下手ではありません。
・正しい答えが記されているのかどうかが最重要なのではありません。
・計算が間違っていても,論理が正しければ,その逆よりはるかに良いです。

(3) 少し技術的なこと
・電磁気学はベクトルとスカラーを扱います。「ベクトル=スカラー」という式を見たら気持ち悪さを感じましょう。
・ベクトルには向きがあるのだから,どこを向いているか示しましょう。
・ベクトル場について,ベクトル形式のまま計算するのか,成分で計算するのか,はっきり宣言しましょう。成分で考えるときは原点を設定することを忘れずに。
・言葉に踊らされてはいけません。「対称性から××」という言葉ですべてを片付け,論理を停止させるのは禁止です。
・記号の定義は最低限しておくべきです。
・数学公式を使ったなら,その旨を明記し,出来れば教科書を引用してください。

(4) 実感として思うこと(ここは冗談です)
・他人のを写したのなら「誰々の解答を写しました」と書いてくれると採点がラクです。