研究設備/評価機器
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ABOUT
当研究室は2015年度にスタートした研究室であり、エネルギー消費するばかりだった都会で、化学の視点から持続性のあるエネルギーの活用を目指しています。
主に光合成から学ぶ光エネルギー変換を基盤とした太陽光エネルギーの活用技術、また、太陽光以外の再生可能エネルギーへの化学の視点での取り組みや研究を進めています。
石油、天然ガスなど従来のエネルギー資源に乏しい日本において、安定した未来を作るには、再生可能エネルギーの普及は必要不可欠です。 自然の恵みである太陽光、バイオマス、地熱、風力、水力、海洋エネルギーなどのクリーンなエネルギーの活用を通じて、安定した未来を創ることを目指します。
for Students
震災をきっかけに、電気が使えない状態があり得ることを知り、 すぐに生命に危機が及ぶわけではないのに不安を感じることがあります。 でも、自分自身で何もない状態からエネルギーを作りだすことができれば、 今までの価値観やライフスタイルが大きく変わるのではないでしょうか。
新しく始める研究室生活は日が差し込んでいるだけで何も無い状態から始まります。 苦労するかもしれませんが、光合成や再生可能エネルギーなどの勉強会を行いながら、 卒業研究を通して自らがエネルギーを作りだし、エネルギー・環境問題を発言、発信できる熱源になれるよう研究してみませんか。
Research themes
永田研究室では、学生の自主性を重視しており、研究テーマを学生自らが考える機会を設けています。 もちろん教員や先輩からの提案やアドバイスでテーマを決めることも多いですが、学生の皆さんそれぞれのバックグラウンドや経験・興味をもとにしたアイデアは、教員や先輩には思いつけないものです。
さらに、そうした多様な視点を持つメンバー同士が協力し合うことで、より質の高い成果や新たな発見につながります。 皆さんの自分ならではの視点、自分にしかできない研究に期待しています。
Lab life
普段の研究室生活についても、学生自身で考え、主体的に行動してもらうことを基本としています。 これまで多くの学生が、研究に全力で取り組み、海外での学会発表や査読付き英語論文の執筆・掲載といった成果を成し遂げてきました。 こうした機会が提供できるようサポートしていきますので、ぜひ積極的に研究活動に取り組んでください。
一方で、研究だけに限らず、興味のある別の事柄を突き詰めることも、非常に有意義な経験になります。 自由な学生時代だからこそ出来ることを見つけ、自身の成長につながる機会としてください。
Career path after graduation
上記のような姿勢で研究に取り組むことで、社会で活躍するための力を自然と身につけることができます。 本研究室の卒業生は、化学の枠にとどまらず、さまざまな業界の民間企業や官公庁、さらに博士後期課程への進学やアカデミックなど、幅広い分野で活躍しています。 卒業生との交流の機会もありますので、ぜひ積極的に活用しながら、自身のキャリアについて考えるきっかけにしてみてください。
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