界面化学を基盤としたナノ形態制御セラミックス材料の創製
シリカ、チタニア、アルミナなどの金属酸化物は、触媒・触媒担体・光触媒・顔料・低屈折率材料など様々な用途に広く使われている材料です。これらの機能を最大限発揮させるためには、その粒子のサイズ・形態を最適化することが必要となります。本研究室では、界面活性剤に代表される両親媒性分子が形成するナノスケール分子集合体をテンプレート、または構造指向剤として、ナノ形態制御されたセラミックス粒子を調製することを試みています。特に、ベシクルを構造指向剤とした、シリカ・チタニア中空粒子、ナノチューブの調製、またイオン液体を活用したチタニアシート、チューブの調製などに注力しています。
・ベシクルを構造指向剤とした高分散性シリカ中空粒子の調製とその応用(反射防止膜、DDS)
・ベシクルやミエリン像を構造指向剤としたシリカナチューブの調製
・界面活性剤混合系を利用した、ナノポーラスシリカ・チタニアの細孔構造制御
・界面化学的手法を用いたカルシウムヒドロキシアパタイトナノ粒子の調製とその応用(食品・歯科材料への応用)
・コロイド結晶を利用した、粒子表面の位置選択表面改質法の開発
<具体的な研究テーマ例>
固液界面
ナノ粒子
L.V.M.C.
<東京理科大学総合研究機構>
光触媒国際研究センター
界面科学研究部門
マイクロ・ナノ界面熱流体力学
国際研究部門
エコシステム研究部門
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新学術領域研究
「融合マテリアル」