固体/液体界面物性の評価
界面活性剤の主要な機能は、①溶液中で自発的に分子集合体(ミセル・液晶等)を形成すること、および②界面に吸着し、界面エネルギーを低下させることの2つがあります。固体と液体が接する界面にも界面活性剤は吸着していきますが、その結果として固体表面のぬれ性や微粒子分散系(懸濁液・サスペンション)の安定性が著しく変化します。当研究室では、原子間力顕微鏡、水晶振動子マイクロバランス、分光エリプソメーター等の分析装置を利用することで、固/液界面に対する界面活性剤の吸着挙動を明らかにしています。また、固/液界面に形成された分子吸着層の「その場」摩擦力測定も進めており、ナノケミカルトライボロジー分野への貢献をめざしています。
<具体的な研究テーマ例>
・固体/水溶液界面に対する界面活性剤の吸着挙動の評価(平衡論的・速度論的な現象理解)
・固体/イオン液体界面の構造評価
・原子間力顕微鏡(AFM)・摩擦力顕微鏡(FFM)を利用した固体/液体界面物性の評価
固液界面
ナノ粒子
L.V.M.C.
<東京理科大学総合研究機構>
光触媒国際研究センター
界面科学研究部門
マイクロ・ナノ界面熱流体力学
国際研究部門
エコシステム研究部門
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新学術領域研究
「融合マテリアル」