学生生活
学生の声
環境に対する研究室の目標に共感 なんでも相談し合える関係性も魅力

東京都・私立東京成徳大学高等学校出身
ペットボトルの主要材料であるポリエチレンテレフタラートからカーボンナノチューブを生成する方法について研究しています。初めてのアルバイト先で大量廃棄の現実を目の当たりにして衝撃を受けました。自分にできることはないかと考えていた時、環境問題に着目した次世代デバイスの実現という目標に深く共感して生野研究室を選びました。学生同士の交流が多く、気軽に相談し合える研究室内の関係性が魅力です。
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Q印象的な授業は?
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Aデバイスプロセス
この科目の履修前に「フォトリソグラフィ」の実験をしました。「デバイスプロセス」の講義を通じてその理解ができ、また、一層関心を深めることもできました。多くの人にとって研究室選びのヒントにもなると思います。
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Q3年次の時間割(後期)って?
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A
※科目名は開講当初のものです
月 火 水 木 金 土 数値伝熱流動工学 制御工学2 数値計算法 電子システム
工学実験2Bデバイスプロセス 2年次に比べ履修科目は減りましたが、授業内容は応用へと変化し高度になりました。自学習の時間を取り、友人と情報交換して、授業や将来について話し考える時間も増えました。
※内容は取材当時のものです。
CUDAを用いたシミュレーションを重ね計算処理の高速化を目指す

千葉県・県立国府台高等学校出身
「GPUを使った計算の高速化」が研究テーマです。GPUのための汎用並列コンピューティングプラットフォーム「CUDA(クーダ)」を用いて、より効率的に計算を処理できるプログラムのシミュレーションを重ねています。研究室に通えない状況下でもオンラインの活用で十分な研究活動が可能です。疑問があれば、チャットツールで先生や先輩に質問して解決しました。大学院に進学後も、引き続きこのテーマに取り組みます。
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Q印象的な授業は?
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A電気数学1及び演習
1限目が座学の授業、2限目が数グループに分かれて問題を解く演習です。演習では大学院生のTAがサポートしてくださるので質問しやすい環境でした。テストの際には「知識が定着しているな」と思える場面が多々ありました。
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Q2年次の時間割(前期)って?
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A
※科目名は開講当初のものです
月 火 水 木 金 土 電気数学1
及び演習論理回路 プログラミング
及び演習1電気数学1
及び演習論理回路 英語4 英語4 キャリアのための
生物工学概論電子応用工学
実験1A電気回路1
及び演習エレクトロニ
クスの基礎1エレクトロニ
クスの基礎1最も忙しかったのが2年次です。毎週、小テストと実験のレポートがあり、空き時間は勉強して過ごしました。乗り越えるためのコツは、友人と助け合って「教え、教えられる」ことです。
※内容は取材当時のものです。
Q&A
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Q学科の特徴はなんですか?
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A
身近な電子機器の仕組みについてハードとソフトの両面から理解できます。
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Qどのような授業がありますか?
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A
1、2年次には数学、電気回路、電磁気学を中心に学び、3年次以降は、より専門的・応用に近い内容を学んでいきます。
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Qどのような研究が行われていますか?
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A
デバイスを開発するうえで必須となる半導体に関するものや、デバイスの開発、コンピュータを活用したものなどがあります。これらの研究は、IT社会を支えている重要なものです。
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Q卒業生の進路はどのようなものですか?
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A
半数程度の学生が大学院に進学します。就職先としては、IT企業、電機メーカー、自動車メーカー、電子部品メーカーなどがあります。
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Qどのような人におすすめか
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A
・パソコンを触ることに興味がある人
・電気回路、電磁気学に関心があり、その応用を学びたい人
・デバイスの仕組みに関心がある人 -
Q男女比はどれくらいですか
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A
毎年9:1程度です。
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Q大学院進学を決めたタイミングは?
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A
学部3年生の終わりごろ(内部進学だけでなく、他大の大学院に進学(ステップアップ)する学生もいます。)
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Q大学院生専攻の特徴はなんですか?
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A
・電子工学をより深く学ぶことができます。
・複合的な研究テーマを扱うため、電子システムだけでなく、生物や機械工学など、他分野についても広く学ぶことができます。 -
Q大学院生どのような授業がありますか?
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A
・学部で学んだ内容について、より専門的な内容を学びます。また教授や企業の研究者に出向いていただき、キャリアについてのお話を聞くこともあります。他には、文化的な一般教養科目もあります。
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Q大学院生どのような研究が行われていますか?
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A
同じ研究室に所属する場合は、学部の研究内容を引き継ぐことが多いです。研究室が変わる場合は、関連性のある別分野や内容になることが多いです。
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Q大学院生卒業生の進路はどのようなものですか?
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A
ほとんどの学生が就職します。就職先の業界は、IT系、メーカーが多いです。規模は大手企業が多いイメージですが、ベンチャーに就職する人もいます。
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Qアルバイトとの両立はできる?
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A
できます。授業後の時間(夕方から)をバイトに充てている印象です。
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Q友達はできますか?
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A
できます。必修や実験が多いので話す機会がたくさんあります。
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Qどんな人がいるの?
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A
いい意味で想像していた理系の人とは違う人ばかりです。
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Qどんな雰囲気なの?
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A
学生実験では一年通年でメンバーが同じため、自然と仲も深まり、実験後も食堂などに集まって仲良く協力して課題を進めることができます。
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Q理科大は留年しやすいと言われてるが、実際どう?
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A
関門と呼ばれる単位さえ突破できれば留年はないと思います。
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Q食堂は美味しいですか
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A
おすすめはオムライスとネギトロ丼です。
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Q学生の 1 日の過ごし方は?
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A
一限目は8時50分に開始します。午前は必修科目が多いです。学生実験は週に一回、午後1時から午後4時半くらいまで入っています。
授業、実験以外の時間は、図書館で勉強をしたり、友人を話をしたり、アルバイトをしたりと様々です。 -
Q大学院生アルバイトとの両立はできる?
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A
できます。週2くらいが丁度いいと思います。
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Q大学院生友達はできますか?
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A
大学院で研究室を変える学生もいるため、その場合はできます。
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Q大学院生どんな人がいるの?
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A
学部の頃と雰囲気は変わりません。
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Q大学院生どんな雰囲気なの?
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A
どの研究室も和やかです。趣味の話などもよくします。
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Q大学院生理科大は留年しやすいと言われてるが、実際どう?
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A
・研究に取り組んでいれば、大学院での留年はほとんどありません。
・講義への出席、課題提出に注意すれば大丈夫。 -
Q大学院生学生の 1 日の過ごし方は?
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A
研究室によりますが、基本的に研究を行っています。学部の頃より自由な時間が増えるため、主体性が求められます。