研究室

コンピュータシステム分野

現在、コンピュータは至るところで使われ、しかも有機的につながりつつあります。高度に発達したハードウェアと基本・応用ソフトウェアにより、システムとして今日の情報化社会を支えています。

安藤研究室

計算機シミュレーション・モデリング、生命・材料システム工学

佐竹研究室

シミュレーション工学

増田研究室

専用計算回路設計

安藤研究室

安藤 格士 准教授
専攻 計算生物物理
キーワード 計算機シミュレーション・モデリング、生命・材料システム工学
テーマ例 ❶生体分子システムのシミュレーション・モデリング
❷新規シミュレーションアルゴリズムの開発
❸微細加工過程、エレクトロニクス材料の分子シミュレーション・モデリング
概要 計算機シミュレーション・モデリングを利用し、分子から個体に至るまでマルチスケールな視点で生命システムを物理化学的に理解することを目指しています。この目標に向け、実験研究者とも協力、実験データを数値解析し、その背景にあるメカニズムを明らかにするとともに、新たなシミュレーションアルゴリズムやモデルの開発を進めています。また、同様のアプローチをエレクトロニクス材料研究にも応用し、より効率的、効果的な材料設計・開発も目指しています。

佐竹研究室

佐竹 信一 教授
専攻 計算機システム
キーワード シミュレーション工学
テーマ例 ❶乱流の直接数値計算の大規模並列シミュレーション
❷分子動力学法を用いたイオンビーム照射の並列シミュレーション
❸デジタルホログラムによるマイクロ流体計測
概要 近年の著しい計算機の発達により、コンピュータシミュレーションが「理論」「実験室実験」と並ぶ第3の科学技術手法として確立され、短時間でさまざまな研究分野の問題を解決するための手段として注目されています。さらには、実験室実験と対比する形で「数値実験」とも呼ばれるようにまでなりました。このような背景を踏まえ、本研究室では、ミクロレベルからマクロレベルに及ぶさまざまな物理現象に合致した計算手法および高速プログラムの開発、さらに、より高速なハードウェア処理の研究も行っています。

増田研究室

増田 信之 教授
専攻 計算機工学
キーワード 専用計算回路設計
テーマ例 ❶FPGAを用いた専用計算機システムの構築
❷複数のアクセラレータボードを用いた高速計算機システムの構築
❸専用計算機開発用シミュレーションシステムの構築
専用計算回路の設計
専用計算機システム
概要 現在、さまざまな分野で数値シミュレーションや数値解析が利用されています。その中でも、計算の高速化が多くの分野で求められています。その解決方法の一つとして、FPGAなどを用いた数値計算や数値解析に特化した専用計算回路の開発があります。本研究室では、現在、計算の高速化に使用されているさまざまな手法と専用計算回路を比較、検討し、より良い高速計算システムの構築を目的としています。