研究内容RESEARCH

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現在、主に以下の3分野の研究を行っています。

デンドリマーの大量合成と機能化に関する研究

 デンドリマーとは、単一分子量を持った球状高分子化合物の総称です。当研究室では、デンドリマーの簡便な大量合成法を開拓し、末端にさまざまな官能基を導入したり、内部空隙に機能性分子を包接させたりして、これまでにない機能性を持つ高分子材料や、従来とは一線を画するような性能を持つ高分子材料の創製を試みています。

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ジアセチレン誘導体を用いた光機能性材料に関する研究

 ジアセチレン誘導体は、分子どうしを精密に集積させることにより光重合が可能になり、π共役ポリマーであるポリジアセチレン (PDA) が形成します。当研究室では、PDAの導電特性や特徴的な色に着目し、さまざまな機能性材料の創製を目指しています。本研究テーマは、北海道大学・電子科学研究所との共同研究です。

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機能性分子集合体の創製

 自己組織化により形成される分子集合体に注目し, 機能性材料への展開を試みています. 分子の立体的環境 (分子形状, コンフォメーション) や分子間相互作用を考慮し, 分子構造を適切にデザインすることで, 多彩な集合構造を作り分けることが可能です. 集合構造を自在に変調, 制御し, 物性へと反映させるというコンセプトに基づき, 既知の有機合成反応を活かしながら, 新奇機能性分子の創出に取り組んでいます.

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