当研究室で開発された疾患モデル

 疾患モデルマウスは予防治療薬の評価系としてだけではなく、発症機構を解明し、遺伝子機能を解析するための研究材料としてきわめて重要であると考えられます。当研究分野では、医科学研究に対する基盤的な研究材料を提供するという実験動物学の立場に立ち、これまで多くの疾患モデルマウスを開発すると共に、これらのマウスをこれまでに国内外の研究グループに供給してきました。

利用に対する問い合わせ 現在供給可能なマウスリスト

1. 関節リウマチモデルマウス
a) HTLV-Iトランスジェニックマウス
b) IL-1レセプターアンタゴニスト(Ra)欠損マウス
c) Dcir欠損マウス

2. 免疫不全モデルマウス
a) インターフェロン-γ(IFN-γ)欠損マウス
b) IL-1α欠損マウス
c) IL-1β欠損マウス
d) IL-1α/β欠損マウス
e) IL-1Ra欠損マウス
f) ポリIgレセプター欠損マウス
g) AML-1 dominant negative体トランスジェニックマウス
h) MD-1欠損マウス
i) MD-2欠損マウス
j) IL-17欠損マウス
k) LECT2欠損マウス
l) Oas1a欠損マウス
m) Oas1c欠損マウス
n) Oas2欠損マウス
o) Oas1a/Oas2欠損マウス
p) CXCR4/floxマウス
q) CCR8欠損マウス
r) Dok2欠損マウス
s) Dectin-1欠損マウス
t) LGP2欠損マウス
u) CCR8欠損マウス
v) IL-17F欠損マウス
w) IL-17AF欠損マウス

3 .感染症モデルマウス
a) HTLV-Iトランスジェニックマウス
b) HIV-Iトランスジェニックマウス
c) HIV-I感受性マウス(ヒトCD4トランスジェニックマウス)
d) HBVトランスジェニックマウス
e) TTVトランスジェニックマウス

4. 発癌モデルマウス
a) HTLV-Iトランスジェニックマウス
b) Ana欠損マウス

5. 脳・神経異常モデルマウス
a) PTP-δ欠損マウス
b) Tag-1欠損マウス
c) 嗅覚受容体GFPノックインマウス
d) HNK-1欠損マウス
e) NB-2欠損マウス
f) NB-3欠損マウス
g) Als2欠損マウス
h) NR2B Y1472Fノックインマウス
i) Dok7欠損マウス
j) PTPMEG欠損マウス
k) NR2A Y1325Fノックインマウス

6. 発生異常モデルマウス
a) ガラクトース転移酵素(Gal-T1)欠損マウス
b) Eph A2欠損マウス
c) Six-4欠損マウス
d) Meltrinα欠損マウス
e) Meltrinβ欠損マウス
f) Caspase-8(Flice)欠損マウス
g) Six-1欠損マウス
h) Six-1/Six-4欠損マウス
i) 4933427D06Rik欠損マウス
j) Ovol2欠損マウス
k) cPGES欠損マウス
l) Kid欠損マウス
n) Gβ1欠損マウス

7. 内分泌異常モデルマウス
a) 20α-HSD欠損マウス
b) Granulin欠損マウス
c) Mc2r欠損マウス
d) IRS-1/floxマウス

8. 解析用ツール
a) IFN-βトランスジェニックマウス
b) IFN-γトランスジェニックマウス
c) ヒトHLA-B51トランスジェニックマウス
d) ヒトGM-CSFレセプタートランスジェニックマウス
e) neo耐性遺伝子トランスジェニックマウス
f) CD34-Creトランスジェニックマウス

9. その他
a) SIKマウス