連絡先

東京理科大学理学部第一部教養学科 中丸研究室

〒162-8601 東京都新宿区神楽坂1-3 Tel:03-5228-8160(研究室直通) Email:nakamart〔at〕rs.tus.ac.jp 〔at〕を@にかえてお送りください

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Home > トピックス > 第71回研究会(萩野「記憶を受け継ぐ」・山本「湿地と島の文学論」)

プロジェクト人魚第71回研究会
萩野聡子のスウェーデン現代文学論文、山本多香良のアイスランド現代文学論文を読み、ディスカッションを行います。
日時
2024年3月16日(土)14:00〜17:30  
開催形態
ハイブリッド:Zoomによる遠隔+東京理科大学神楽坂キャンパスで対面
プログラム
 13:45  対面会場受付・Zoom接続開始
 14:00  ご挨拶・趣旨説明:中丸禎子
 14:10  発表① 萩野聡子「記憶を受け継ぐ
              ―アニカ・トールの語りとその翻訳の受容について」
          コメンテーター:中丸禎子
 15:10  休憩
 15:30  発表② 山本多香良「湿地と島の文学論
              ―アイスランド現代小説を中心に」
          コメンテーター:齊藤みどり
 16:30  休憩
 16:50  全体討論
 17:30  閉会の挨拶:塘内彩月(第62回研究会発表者)
                司会:中丸禎子
参加方法(要申し込み 締め切り:2024年3月14日(木)20時)
お申し込みはこちら
 Zoom:お申込みいただいた方にURLをお送りします。
 対面:東京理科大学神楽坂キャンパス(最寄り駅:地下鉄・JR 飯田橋駅)。お申込みいただいた方に場所の詳細をお送りします。
 ※論文を事前にお読みいただいてご参加いただきます。
  3月5日までにお申込みいただいた方には3月6日、それ以降にお申込みいただいた方には順次、論文をお送りします。

登壇者プロフィール
萩野 聡子(はぎの・さとこ)
2001年神奈川県横須賀市生まれ。東京大学文学部人文学科現代文芸論専修課程4年。2024年3月卒業予定、4月からは同大学院修士課程に進学予定。
イスラエルの絵本を見た体験から、ユダヤ性・ユダヤ文化に関心を持つ。学部3年次にスウェーデン語の授業を受講したことをきっかけに、ユダヤ系のバックグラウンドを持つスウェーデン人作家の作品に興味を抱いた。卒業論文では、アニカ・トール(Annika Thor, 1950-)の四部作「ステフィとネッリの物語 Steffi och Nelli」シリーズを題材に、内容・文体面の特徴を分析し、日本語訳・英訳における工夫を考察した。

山本 多香良 (やまもと・たから)
2002年神奈川県川崎市生まれ。都留文科大学比較文化学科課程4年。2024年3月卒業予定。
アイスランドへの旅行を経てアイスランド文学に興味を抱いたことを契機に、特にアイスランド現代小説への興味を抱いた。卒業論文では、アーナルデュル・インドリダソン(Arnaldur Indriðason, 1961-)の推理小説『湿地(Mýrin)』を題材に、推理小説から見る人間性と、学部3年次に学んだエコ批評の観点から見た人間性と自然の相互関係を考察した。

齊藤 みどり (さいとう・みどり)
ロンドン大学ゴールドスミス・コレッジ英文学・比較文学科博士課程終了。Ph.D. (英文学・比較文学)。都留文科大学教授。
専門:比較文学、カリブ海域文学、英語圏文学
主要著書・論文: 「捏造されたマイヨット・カペシア」(『〈終わり〉への遡行』金星堂、2014年)、「ハーレム・ルネサンスとカリビアン・モダニズムの交差」(『ハーレム・ルネサンス』明石書店、2021年)。

中丸 禎子(なかまる・ていこ)/プロジェクト人魚代表
1978年広島県佐伯郡(現廿日市市)生まれ。北欧文学・ドイツ文学。東京理科大学准教授。
専門:北欧文学、ドイツ文学
主要著書:共編著『高畑勲をよむ 文学とアニメーションの過去・現在・未来』(三弥井書店、2020)、編訳・解説『巨人フィンの物語 翻訳と解説』(三弥井書店、2024刊行予定)。

主催
プロジェクト人魚
フライヤー
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