医薬品の品質を第一とするヒトづくり

お知らせ

「医薬品等品質・GMP講座」について

社会連携講座「医薬品等品質・GMP講座」は、医薬品等の品質・GMPに関する教育および研究活動を通じて産・官・学の連携強化のサポートを行い、①高品質の医薬品等の流通、②効率的な革新的生産技術等の適用、③適切かつ効率的な品質関連規制の運用に貢献することを目的として、2020年7月に設置されました。

科学や技術の進歩が著しいなかで、新しいモダリティを含む医薬品や再生医療等製品の品質確保をどう進めるか、グローバルな基準やガイドラインの研究を通じ、規制の調和(レギュラトリーサイエンス)を図ること、そして、そこから得られた最新の知識を人材育成に繋げることを研究室の課題としています。

研究室メンバー写真

前列左より:高松研究員、櫻井教授、鈴木研究員、向原研究員
後列左より:毛利研究員、高屋敷研究員、右田秘書、小森秘書、青木研究員

2024年1月

研究室メンバー写真

前列左より:櫻井信豪教授、鈴木雅寿プロジェクト研究員
後列左より:高屋敷、高松、向原、竹俣プロジェクト研究員

2023年10月

GMP教育訓練コース

GMP教育訓練コース・イメージ

今後、国内の医薬品産業の活性化、健全化に向けては適切なGMP人材育成が必須です。この課題に対応するため、東京理科大学薬学部では、EUの合理的な仕組みであるQualified Person(QP)制度で活用されているQP育成・資格取得コースを参考にし、日本で初めてGMPを体系的に学べる「GMP教育訓練コース」を設置しました。

現在、日本で医薬品製造管理者となるためには薬剤師資格が必要である一方で、薬学教育にはGMP教育が組み込まれておらず、本コースの役割は極めて重要と考えています。本コースを修了した方々が、それぞれの企業で適切なGMPを運用し、良品質の医薬品等の製造に繋がるよう活躍されることを期待します。

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