哲学の事柄
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「哲学の事柄」とは哲学のテーマである。哲学の事柄は領域的には限界がなく、物理学が物理現象を対象とするように、特定の哲学的対象があるのではない。どんなものでも哲学の事柄になりうるが、ただし、哲学はより深い層を掘り起こすような仕方で物事を問う。「哲学の事柄」という題は、ある有名な哲学者の思想の発展や構造に議論を限ってしまう傾向に抗し、そしてまた、哲学を科学が問えない主観性・内面性に閉じこめてしまう偏見にとらわれまいという気持ちでつけられた。
「日本に哲学なし」
哲学とは
事柄
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消極的でダイナミックな相対主義に向けて
(c) Etsuro Makita, E-Mail: @の前はmakita、後はms.kuki.tus.ac.jp