高次元物質科学の創出を目指して

ふつうの結晶は原子が周期的に並んだ構造をもちます。

ところが、1984年に発見された準結晶では原子は周期的に並んでおらず、準周期性と呼ばれる特異な規則性に従って並んでいます。準結晶での原子の並びは、高次元結晶学によりエレガントに説明できます。高次元結晶学では、3次元空間で周期性もたない原子の並びを、「補空間」と呼ばれる空間を加えた高次元空間を用いて記述します。このように補空間を含む高次元空間で統一的に記述される物質群を「ハイパーマテリアル」と定義します。

本研究領域は、この高次元結晶学の概念を物質科学に拡張することを目指します。つまり、補空間におけるデータ科学を創成・活用して新たなハイパーマテリアルを創製し、結晶では不可能な高次元や高対称と密接に関連する諸物性を明らかにすることで、新たな物質科学を創出することを目的としています。

News

2021年04月14日Topics
「日本の研究.com」で、名古屋大学 大学院理学研究科 井村 敬一郎氏(A04班)らによる正20面体クラスターの新機能の発見について紹介されました。また、「academist Journal」に、準結晶の不思議な性質に関する井村 敬一郎氏のコラムが掲載されました。詳細はこちらをご覧ください。
2021年04月13日イベント
【2021年10月3日(日)~7日(木)】IRN-APERIODICキックオフミーティングがフランス、カリー・ル・ルエで開催されます。開催日時が10月3日(日)~7日(木)に延期されました。詳細はこちらをご覧ください。
2021年04月12日イベント
【2021年6月7日(月)~8日(火)】IRN theory sessionが開催されます。詳細はこちらをご覧ください。
2021年04月12日イベント
【2021年11月26日(金)~27日(土)】第15回物性科学領域横断研究会が開催されます。詳細はこちらをご覧ください。
2021年04月12日イベント
【2021年12月14日(火)~17日(金)】MRM2021 シンポジウムB-1 ハイパーマテリアルが開催されます。この国際会議は第7回領域会議を兼ねます。アブストラクトの提出締め切りは、5/18(火)です。詳細はこちらをご覧ください。
2021年04月07日Topics
2021年1月~3月の研究成果を掲載しました。詳細はこちらをご覧ください。
2021年04月06日Topics
井手上氏(A01班)らが執筆した2種類の異なる2次元結晶(WSe2と黒リン)を重ねて作製した界面における、面内に電気分極とそれを反映した巨大な光起電力効果に関する論文がScienceに掲載されました。詳細はこちらをご覧ください。
この論文については東京大学よりプレスリリースされています。詳細はこちらをご覧ください。
2021年03月31日受賞
田村 隆治氏(A01班)は、貴金属の新分野を開拓醸成し学術、技術と社会経済の発展に寄与するものとして、一般財団法人 田中貴金属記念財団より2020年度「貴金属に関わる研究助成金」シルバー賞を授与されました。詳細はこちらをご覧ください。
2021年03月08日イベント
【2021年6月21日(月)~25日(金)】Aperiodic2021 Workshop: Aperiodic order and Physical Properties for beginners (1st International School on Hypermaterials)を開催します。詳細はこちらをご覧ください。
2020年11月25日イベント
【2021年6月20日(日)~25日(金)】第1回領域国際会議(Aperiodic2021 Sapporo)の開催を延期します。詳細が決まり次第、本ホームページでお知らせいたします。
  • 科研費
  • 文部科学省