神楽坂「感染症にまつわる数理」勉強会
第5回 神楽坂「感染症にまつわる数理」勉強会

下記の要領で勉強会を開催いたします.皆様のご参加をお待ちしております.

講演者 森田 善久 氏(龍谷大学理工学部)
講演題目 保存則をもつ反応拡散方程式系モデルに現れる空間パターンについて
日時 平成30年12月21日(金)16:00〜18:15
場所 東京理科大学 神楽坂キャンパス 8号館 831教室
https://www.tus.ac.jp/info/access/kagcamp.html
https://www.tus.ac.jp/info/campus/kagurazaka.html
講演概要 [PDF] 2変数の常微分方程式で表される可逆な化学反応モデルや感染症のSISモデルのように,2つの変数が表す量の和が保存されるシンプルな常微分方程式モデルが知られている.このようなモデル方程式では,不変な保存量があるので1変数の常微分方程式に帰着され,その解のダイナミクスは単純である.これに拡散を加え,有界領域でノイマン境界条件を課すと2つの変数の積分量の和が保存されるモデル方程式になる.積分量の保存性により,その定常問題は1変数の半線型楕円型方程式に帰着できるが非局所項をもち,適当な非線形性と拡散係数に対する条件があれば,安定な空間的構造を持った定常解が現れることが知られている.また,時空間的に振動する解を持つ例も知られている.このようなクラスの方程式系について,解構造に関するこれまでの研究の紹介と,現象のモデルとしての役割について解説する.

今後の予定:
第6回 平成31年1月22日(火) 大泉 嶺 氏(国立社会保障人口問題研究所)

 本勉強会は,東京理科大学 研究推進機構 総合研究院 「数理モデリングと数学解析研究部門」 の活動の一環として行います.感染症に関連する研究を行っている数学・統計学・生物学・化学・医学・薬学・工学などの幅広い分野の研究者の皆様に話題を提供して頂きながら定期的に開催していく予定です.

【過去の勉強会】
第4回 神楽坂「感染症にまつわる数理」勉強会
日時:平成30年9月28日(水)15:00--17:15
講演者:中田 行彦 氏(島根大学総合理工学部)

第3回 神楽坂「感染症にまつわる数理」勉強会
日時:平成30年7月25日(水)15:00--17:15
講演者:斎藤 正也 氏(統計数理研究所)

第2回 神楽坂「感染症にまつわる数理」勉強会
日時:平成30年5月19日(土)15:00--17:15
講演者:梯 正之 氏(広島大学大学院医歯薬保健学研究科)

第1回 神楽坂「感染症にまつわる数理」勉強会
日時:平成30年2月28日(水)15:00--17:15
講演者:俣野 博 氏(明治大学先端数理科学インスティテュート)

連絡先:
江夏洋一 (yenatsu[at]rs.tus.ac.jp,[at]を@に変えてお使いください)

【その他の活動】
平成30年9月29日(土)に,神楽坂「応用数理にまつわる研究集会 2018」を開催しました.
講演プログラムはこちらからご覧いただけます.

世話人:
石渡恵美子(東京理科大学 理学部応用数学科)
牛島健夫(東京理科大学 理工学部数学科)
江夏洋一(東京理科大学 理学部応用数学科)
加藤圭一(東京理科大学 理学部数学科・「数理モデリングと数学解析研究部門」部門長)